昨日は米中関係の悪化を懸念して225が急落、一時400円以上安い場面もありましたが、それでも一部合意への期待で急速に値を戻して23000円を回復してきました。

何度も繰り返しになりますが、どこまで織り込んでいるのかがさっぱり分かりません。

ただ、一つ大事な事として、今は「過剰流動性の相場」なのです。

米金利がどんどん下げられ、行き場を失ったマネーが株式市場になだれ込んでいる。

これが今の相場の真相なのではないかと思います。




結局、米中関係なんてどうでもいいのです。

中国がどんどん衰退していくのは目に見えた話であり、目先どうであろうと、この流れは変わらないのです。

単にそれが急激に起こるかどうかの話。

そして、マーケットはそんなことは既に理解していると思っていて良いのではないでしょうか。

チャーチストに言わせると「23000円はしばらく超えられていない水準であり、今回の上昇もここまでと見るべき」という話があるのですが、決してそんなことはないと私は思うのです。

目先は確かに米中関係で一喜一憂している様にも見えますが、要は下げる場面を見せて空売りを誘い込んでいるのではないか?

まあ、来週にならないと今週の売買動向は分からないのですが、先週に関しては外資は引き続き買い越し姿勢でした。

個人はやや買い越しで迷いが出ている様な感じですが、昨日の下げでまた売りを加速させている可能性もあります。

とは言え急速に値を戻したので、買戻しも結構入っていたのではないかとも思うのですけどね。

いずれにしても、大きな流れとしては上昇を継続するのではないかと考えています。

ただ、私の希望としては当分はこの辺で揉みあっていて欲しいです。

見ての通り、最近は材料株が良好な動きであり、非常に稼ぎやすい相場なのです。

メンバーは、昨日から有望と思える銘柄を仕込み始めておりますし、今後の材料株相場に期待継続です。

この銘柄については近々ブログでもヒントを出そうと思っております。

状況的には第二の6584三桜になる可能性もありますので、そうなりそうな気配が強まれば一般公開です。

ただ、現時点ではまだ仕込みに適した値段ですので、ある程度上昇するまでは公開はしないつもりです。

225は荒れる場面が繰り返されそうな感じですが、材料株相場は続くと考えて行動して行けばよいでしょう。

さて、米中関係よりも、今気になっているのは9984ソフトバンクです。

ソフトバンクはあまり好きではない会社で、どうしてもマイナス補正で見てしまいますが、どうも怪しいですね・・・。

米ウィーワークで大きな損失を出して赤字転落となった訳ですが、基本的には借金をしながら買収と売却で利を得るという「ハイレバレッジ戦略」で成長を続けてきた企業ですが、この巨額の損失で一気に財務は火の車になってしまったのです。

みずほ銀行は追加融資をすると言っておりましたが、額が足りないでしょうし、その他のメガバンクは三行半の可能性が高く、非常にまずい状況と言えそうです。

そもそも、どうしてこんなことになってしまったのか?

単に経営が無理だったとか、そういう訳ではないのです。

結局、ソフトバンクは中国寄りで、中国の国益のために色々とやって来たのです。

それが米の神経に触れた・・・。

NY証券取引所から中国企業を排除するという話は、ソフトバンク潰しにつながっていますし、米はソフトバンクを痛めつける計画なのかも知れません。

今はちょっと下げ止まった感じがしますが、同社の下げはこんなものでは終わらないような気がしているところです。

まあ、それでもソフトバンクを売ろうとは思いませんけどね。

孫さんはマジックが上手いので、目先のマジックで殺される可能性がありますからね。

既にここまで下げてしまっておりますし、見ているだけの銘柄とすべきでしょう。

引き続き観察を続けたいと思っている銘柄です。

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