注目の香港人権法案が米上院で可決したようですね。

中国の反発は必至ですが、トランプ大統領はまだ署名していないでしょうし、今のところは沈黙の様子です。

普通に考えて、これで北京政府は香港に対しての武力行使は難しくなったはずです。

武力行使をすれば、香港の特別扱いは無くなるので、実質中国は米国とつながりを持てなくなるでしょう。

中国経済は既にスタグフレーション入りしていると見られますが、これが更に酷くなる・・・。

共産党幹部はいくら人民が苦しもうが関係はないのですが、流石にこれ以上無茶をやれば香港のような状態が全土に広がる可能性もある訳です。

内政干渉だと、米に反発する可能性は高いのですが、反発の先に待っているのは地獄だと思われます。

さて、北京はどんな対応をしてくるのでしょうか?




ところで、日本のメディアも中国に批判的な報道を始めましたし、中国へ対する態度は日本も明確になりつつあるように思いますが、政府の方は全く無視ですね・・・。

今頃はどうやって来年に習近平を国賓として迎えられるかを考えているのではないでしょうか?

流石に無理だと思っているのか、何か理由を考えて何とかしようとしているのか・・・。

メディアもその辺を突っ込んで議論したらよいし、野党もその辺を突っ込んでほしいです。

「桜を見る会」なんて本当にどうでもいいのです。

誰が首相をやったって、結局は似たような事になるし、普段の行いを詳らかにすれば、大抵の議員は清廉潔白などという事はないのです。

つまらない事で論争せず、こういう大事な事を論争して欲しいですね。

「習近平を国賓?ふざけるな!」

「香港人を助けろ!邦人も無事帰還させろ!」

こういう攻撃をすれば野党も議席を伸ばせると思うのですけどね・・・。

本当に日本の野党は馬鹿ばかりで困ります。

まあ、そんな事をやったら中国からカネをもらえなくなるでしょうけどね。

さて、気になっているのは、225が意外としっかりしているのですが、1552ETFVIXが値上がりし始めている事です。

一時的なものなのか?

それとも本格的反騰のサインなのか?

現時点では何とも判断しにくいのですが、これが反転しますと米では売りが相当入っている様なので、踏み上げ相場になる可能性があります。

すると、相対的に225は下落する訳です。

可能性はそれ程高くはないと思うのですが、これが起こると去年の相場の再来となってしまいます。

まあ、去年と決定的に違うのは空売りの量で、今は巨額の空売りが入っておりますので、下げても買戻しが入るので急落はし難いと思っています。

ですから、大至急対策を!というよりも、無理のない範囲に取引をとどめておく程度で良いとは思っています。

買いを諦めなくてはならない程悪い相場ではないし、急落よりは急騰の可能性の方が高いように思っているところです。

何かの好条件がそろえば、大量の空売りは買戻しという大きな買い勢力に化けるのですからね。

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