黒字でもグループ内の子会社でお金をやりくりし利益を圧縮して税金を払わないという不良企業であり、赤字となっても税収は殆ど変わらないので、国的には問題はありません。
しかし、投資家からすれば同社を見直すきっかけになるのではないかと思っているところです。
先日の海外資産の税逃れ防止法もソフトバンク包囲網の一つなのですが、日米政府が同社の行為を許さないという姿勢に変化しているのです。
そして、基本的に借金でレバレッジを掛けて投資をするという形で運営されている企業なのですが、この投資も上手く行っていないという事が明らかになってきている訳です。
ソフトバンクが投資している企業を冷静に見れば、業界独占であるとか、唯一無二の技術やサービスというものはなく、どれも競争にさらされている物ばかりです。
そして、時間と共に占有率が下がって行くのは明らかなものばかりですので、これはもう先行きが暗いとしか言いようがありません。
また、現在は低金利で資金調達が成されている訳ですが、赤字という事では今後は現在の金利で貸し出しが出来なくなっていくはずなのです。
そもそも、ムーディーズなどの世界的格付け機関からは投資不適格とされているのです。
みずほ銀行はそうした海外の格付けを無視し、低利で莫大な貸し付けを行ってきたのですが、赤字ともなると流石に無視は出来なくなるでしょう。
現在、同社株は売られたところから値を戻し始めておりますが、これで悪材料出尽くしというのは甘いのではないかと思っているところです。
225は高いところですが、売り残も多いという事もあり、売りたいとは思いません。
一方、ソフトバンクは安いところですが、買い残が多いですし、売りたいという衝動はあります。
私は買い屋なので、実際に売り推奨まではしませんが、今後の同社の事を考えると売っていた方が得のように思えてなりません。
ただ、日米政府から狙われているとは言え、潰せば影響は大きいでしょうし、倒産までの話ではないでしょう。
おそらくは苦しくなるだろうし、資金繰りのために子会社を売却して行くような感じになるのではないかと思っているのですけどね・・・。
とは言え、このまま米がNY株式市場からアリババを締め出すところまで行けば、流石にソフトバンクも危ないという事になるかも知れません。
まあ、今のところは分からない事ですし、警戒だけしていれば良いでしょう。

さて、売られているところでは好材料が発表されて買われた4582シンバイオです。
少なくとも800円以上にいて良い材料だと思いましたが、期待していた向きが強すぎたのでしょうね・・・。
利食いに押されてダラダラと下がってきてしまっております。
まあ、目先としては仕方がない動きですが、本当に皆さん目先にしか興味がないのですね・・・。
こんなもので終わる銘柄ではないはずです。
もう少し時間は必要ですが、更なる大材料が待っているでしょうし、そこからは本物の上昇を見る事が出来るでしょう。
この調整でどこまで押すのかは分かりませんが、完全な強気で見ているところです。
弱いところで頑張って買った投資家だけが、本当の利益を手にすることが出来るのです。
とりあえず、今回の材料で上昇した分が無くなる様な事はないでしょうし、既に仕込んでいる方は期待しながら待っていれば良いと思っているところです。
詳細につきましては、状況を見ながらメンバーに向けてレポートして行きます。
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