異常なまでに強い相場の背景にあるものは何なのか?
まあ、色々あるのですが、結局は「カネ余りを無視した大量の空売りが踏まれている相場」という事なのでしょうね。
世界には悪材料が溢れておりますし、売り方の気持ちもよく分かるのですけどね・・・。
もちろん、このまま上昇相場が続く訳もないのですし、空売りが間違っているとは言いませんが、今の相場なら押し目買いを狙いつつ、値上がりしたら利食いを入れて行くというスタイルの方が稼ぎ易いでしょう。
もちろん下値の想定値段を割ってしまったら手仕舞いするしかないかとは思うのですけどね・・・。
それでもまあ、買いを基本として行くのがベストだと思っているところです。

さて、巷で言われている悪材料ですが、例えば中国の景気の問題があるかと思います。
最近は米中貿易戦争の影響で大分ダメージを受けている中国なので、米国のせいで景気が悪くなっていると思われがちですが、そもそも2007年あたりからGDPの伸び率は低下しており、米中貿易戦争がなくとも中国経済には限界が訪れていたという事が分かります。
景気が悪くともカネは溜め込んでいたので、これにレバレッジをかけ、不動産で転がして増やすという手段を取り、政府もそれを推奨して投資用としか思えないマンションを作りまくりましたし、今も作りまくっているはずです。
しかし、その価格は既に限界値を超えていますし、値下がりを止められるのは共産党の値下げ禁止令ぐらいです。
元々インカムゲインではなく、バブル時代の日本同様のキャピタルゲイン狙いなので、貸しても家賃収入では利息も払えません。
残念な事ですが、多くの不動産はローンで買われているのです。
もう利払いも出来ない状況で、損してでも売って逃れたいのに売らせてもらえない・・・。
このまま行けば不動産は売れず、銀行は利払いを待ってくれずで、破産者が続出するはずです。
仮に売れても破産状態の人が多いようですが、売らせない事によって更に潜在損失が膨らんでいるというのが、今の中国の現状と言えるでしょう。
もちろん米の圧力で苦しさは増していると思いますが、米が手を下さずともいずれ勝手に崩壊してしまうのは目に見えているというのが今の中国でしょう。
まあ、時期ははっきりしませんし、崩壊したとしてどれ程の影響が出るのかは予想が出来ませんからね・・・。
一方、今話題のブレグジットに関してはどんな結果でも相場は織り込んでいるでしょう。
ブレグジットは確定なのですし、ここまで来れば内容がどうだとかいう話ではないと思っているところです。
ブレグジット後は日本や米国とFTAなり、TPPなりを結べば良いのですし、ブレグジットとなればシティが無効になるという訳でもありませんからね。
そもそもシティはEU以前から存在しているのですし、その程度で崩壊する街ではないでしょう。
さて、そうは言っても今から何を買えばいいのか?
とりあえず、景気の悪さを心配するなら「5G関連」がお勧めです。
余程景気が悪くなれば別ですが、インフラ投資ですし、ほぼ間違いなく進んでいく話です。
6981村田製作所などが大幅に買われておりましたが、これは5Gを意識した買いに他ならないのです。
そして、この動きは中小型の関連株にも波及してきておりますが、まだまだ出遅れている銘柄や気付かれていない銘柄が沢山あります。
そんな中で私が注目しているのが、6327北川精機です。
同社はプリント基板真空プレス機などを手掛け、5G向けCCL成形用真空大型プレスの商品シェアでは世界首位で、5G時代には不可欠な企業なのです。
なのに売られたではないか!となるかも知れませんが、これは業績の問題ではなく、同社の出している決算予測がいつも保守的すぎるために起こっているに過ぎないのです。
まあ、迷惑な話ですが、大抵は慎重な決算予測&上方修正がセットの銘柄となっておりますので、売られたところは買いチャンスという事になるのです。
今日はやや認識が広がってきてか、買われてますが、復配も視野に入ってきている様ですし、本格的に見直される日は遠くないと思っているところです。
さて、今日は推奨銘柄の5381MIPOXが一時S高まで行きました。
先日は6666リバーエレテックがS高まで行き、手仕舞いとしましたが、次はどの銘柄がこのような動きになるのかと思いながら、観察を続けております。
候補はいくつかあるのですが、先ほど入ってきた銘柄も気になっております。
ちょっと薄めでやりにそうなのですが、メンバーには推奨してみたいと思っております。
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