今日の225はなかなか強いですね。

多少円安に振れているという以外に目立った材料はないのですが、こうして買われてくると意外と先高期待を持っている投資家も多いのかな?と思ったりもします。

ただ、現実は空売りが踏まれているだけのようにも見えますし、なんとも微妙な相場ですね。

材料としては10日から米中協議が再開するという事が挙げられますが、再開したからと言って電撃合意なんてことはないでしょうし、再開するという事がやや前向きに捉えられるという程度の話だとは思うのですけどね。

既に中国はバブル崩壊状態で、よほどの好材料でもない限りは手の施しようがありません。

不動産の値引き禁止とか、資本主義社会では絶対にありえない政策を打ち出しておりますが、どう考えても延命にしかすぎないのです。

米はせっかく、ここまで中国を追い詰めたのですから、ここで妥協する事はないのです。

ただ、大統領選挙が刻一刻と迫っているので、もしかすると何かで合意して注目を集めたい可能性はあるかな?と。

ですから、現状では米中関係が元に戻る可能性はゼロに等しく、協議が行われても大した変化は無いのでしょうが、やらないよりはやった方が良いでしょう。

また、何かで間違って合意すれば、相場にとってはプラスに作用しますので、それはそれで良いと思っているところです。

ところで、22日には即位礼正殿の儀が行われます。

トランプ大統領は出席予定でしたが、急遽キャンセルとなっており、副大統領もまた来られなくなりました。

これを批判する向きもありますが、米では民主党がトランプ大統領を弾劾しようという事で大立ち回りを演じており、この問題を放置してのんびり日本に行っている場合ではないというのが現状でしょう。

ですから、来られないのは残念ですが、これを問題視する必要はないでしょう。




さて、この弾劾騒ぎですが、本当の狙いは何なのか?

騒いでいる内容を要約しますと、トランプ大統領がウクライナに圧力をかけてバイデン氏の調査をさせたとかなんとか?

以前にも取り上げた話ではあるのですが、ウクライナと繋がって悪事を働いているのはバイデン氏の息子であり、ほぼ間違いなくバイデン氏は黒です。

黒は黒でも真っ黒まで行っているはずで、どう考えても逃れられないのはバイデン氏のはずなのです。

ですから、この件でトランプ大統領の弾劾は不可能なはずなのですが、民主党のペロシ氏が中心となって大騒ぎをしているのです。

これは何故なのか?

色々有識者の解説などを聞いて納得できたのは、民主党はバイデンでは大統領選挙は勝てないと認識しているが、一番人気であるために大統領候補として送り出すことになってしまう。

送り出した後でウクライナ疑惑が表に出ればその時点で戦わずして終わるので、疑惑のないエリザベス・ウォーレンを担ぎたい。

その為にトランプ弾劾騒ぎを起こして、今の内にバイデン氏を潰しにかかっているのではないか?

日本の政治はバカの集まりで、邪魔になるとスキャンダルが放出されて闇に葬られて行く事が多いのですが、米はやる事に手が込んでいるなと・・・。

もちろんストレートすぎる事も色々ありますけし、ありもしないロシアゲートでギャーギャーやっていたのは日本とたいして変わらないと思いますが、時に簡単には分からないような裏があったりもします。

敵には回したくない恐ろしい国ですし、これからも、そこそこ仲良くやって行く必要があるでしょう。

今は色々と変化が起こる可能性が高い時期ですので、物事の本質を見極め、変化を見逃さないようにして行きたいと思っているところです。

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