材料株にはS高している6666リバーエレテックのように良質な銘柄もあるのですが、総じて弱いという印象ではあります。
ちなみに、リバーエレテックは先週末からメンバーに推奨している銘柄です。
どうすべきかはメンバー向けにレポートします。
さて、とにかく弱い東京株式市場ですが、注目されていた先週末の米雇用統計は可もなく不可もなしで、利下げ期待は継続で株価は堅調でした。
流れから言えば今日の東京も堅調である可能性は高かったのですが、寄り後はじりじり売られております。
原因はあり過ぎて特定は出来ないのですが、NYダウ先物は値下がりしておりますので、この辺の影響が強いのかとは思っています。
まあ、問題は値下がりの原因ですが、おそらくは10日に始まる米中閣僚級協議への不安なのでしょう。
この協議のポイントは一点のみで、追い詰められている中国が妥協してくるかどうかですが、米が求めるのは全面降伏であり、一部降伏ではないのです。
そう考えますと、とても期待できる結果は出ないと思うのですが、追い詰められている中国は不動産価格の値下げを法律で封じるという強硬策も実行してきました。
まあ、気持ちは分かるのですが、値下がりを止めても既に利払いも不能になっているのです。

そもそも、中国の不動産は住むことが目的ではなく、投資を目的に乱造されてきたのですし、買う側も借金で買っているのです。
値下がりしなければこれ以上損失は増えないとしても、利払い不能で破産する人が次々に出てきます。
これを食い止めるのはカネをばらまくしかないと思うのですが、ばらまけば確実に元は値下がりますからね・・・。
正直言って中国共産党は、もう諦めるしかないところまで追い詰められていると思うのです。
これを機に国を作り直すしかない。
せっかくここまで追い詰めたのに、米が妥協するはずがないですし、益々攻撃の手はきつくなることでしょう。
多くの方がメディアのせいで勘違いしていると思うのですが、これは貿易戦争ではなく、米中の覇権を賭けた戦争なのです。
まあ、一時的に落ち着いたような気配を見せるような合意とかはあるかも知れませんが、あくまでも表面的なものに留まると思って良いでしょう。
米の行動を見ていれば分かりますが、今後中国とどうなろうとサプライチェーンからは外すつもりです。
ですから、何かで合意となったとしても、中国がこれまでと同様に米と関わる事はないでしょう。
これを見誤ってはいけないと思っているところです。
まあ、それでも儲かる企業はあるし、投資も可能だと思っておりますが、銘柄の選別はしっかりして行かなくてはならないと思っているところです。
現在、円高にも強いですし、バイオが注目できるという事で数銘柄を推奨しているのですが、バイオだから何でも良いという訳ではありません。
やはり中国と関連の深いバイオは警戒せざるを得ないのです。
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