米国株に大きな動きはありませんでしたが、中国頼みとなっていたドイツ経済が更に悪化しており、ドイツPMIは景況感の分かれ目となる50を大きく下回った41という事になっておりました。
米中通商交渉は締結にこぎつける可能性はあるのですが、中国が妥協する以外に締結する可能性はないのですし、妥協するという事は今まで通りには行かないという事です。
既に中国経済は危険な状況に至っており、どう考えても今まで通りには行くはずがないのです。
そう考えますと、ドイツも自国の政策で動くしかなく、重い腰を上げてくるのではないかと思うのですけどね。
さて、このような状況で、世界経済は今後も悪くなるのは確実だと思っています。
米中通商交渉で締結までこぎ着けても、結局は中国の衰退は確定なのです。
そもそも中国を自由にさせるとろくなことが起こらない。
これが今の米の心の内なのです。
ですから、通商交渉が締結したとして、世界経済に今までのような恩恵はないでしょう。
しかし、落ち着けば新たな世界は見えてくるのです。
そこに日本があるのかどうかが問題ですが、一応技術力はありますし、消えてなくなっていることはないと思うのですが、これだけ世界経済が苦しくなり、必死で経済成長を模索している中での増税ですからね。
政治不況になりそうで怖いのです。

しかし、世間一般はよく見ていますね。
多くの投資家は先行きを懸念して空売りばかりです。
1357ダブルインバースは過去最大の買い残です。
皆が下がると思っているのが、今の東京株式市場です。
本当に不幸な相場ですが、相場というのはそう単純なものではありません。
多くの人が下げると思った相場は下がらないし、多くの人が上げると思った相場は騰がらないのです。
まあ、週末からは貸株売りが再開されるでしょうし、どう見ても下がりそうなのですけどね・・・。
故に下がると決めつけずに相場を冷静に観察し続けようと思っているところです。
相場の世界で一番怖いのは思い込みですからね。
まあ、どうなるかは分からないのですが、何にしても決めつけずに行けば良いと思っています。
今はあくまでも臨機応変にです。
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