これはどう考えても大問題であり、これからどんどん悪い方向へ行く話なのですけどね。
問題が終息する可能性があるとすれば、石油施設を攻撃したのはイランや国外のテロ組織ではなく、サウジ内部からであった場合でしょうか。
サウジの実権を握っている王子には恨みを持つ者が多いと言いますし、敵対勢力もかなり力があるそうですからね。
まあ、仮に内乱だったとしても、それはそれで問題ですが・・・。
心配されるのは原油の暴騰ですが、世界最大産油国となった米が放出を決めておりますし、価格低迷で瀕死だったロシアも生産量を増やすでしょうから、原油価格は上昇する可能性は高いでしょうが、暴騰するという事はないでしょう。
今後の問題ですが、普通にイランが敵国認定となって報復攻撃の対象となった場合です。
それに賛同する国、反発する国に別れて中東戦争が勃発する可能性が高まります。
それによりどれ程の石油関連施設が破壊されるかですが、そうなって行けばある程度の原油価格上昇は避けられないとは思っております。
目先は何事もなかったような感じですが、実は大きな問題ですし、危機には備えて行かねばならないと思っているところです。
純輸入国である日本は、大分ダメージが大きいと言わざるを得ません。
来月からの消費税増税も考えますと、流石にまずいのではないかと・・・。
世界はリーマンショックどころの話ではないと思うのですけどね。

増税の代わりにポイント還元だとか、教育無償化だとか、色々餌もばらまいておりますが、仕組みが複雑化するだけで良い事なんて何もありやしません。
ここで思うのは、いくら本気で政治家を選んでも官僚が変わらないからダメなのでしょう。
去年は財務官僚の公文書書き換えだとか、色々不祥事がありましたが、結局は問題にしきれずに消えて行きました。
問題はやはり官僚なのだと、つくづく思っているところです。
そして、今回の内閣改造ですが、とにかく目立っているのは小泉進次郎氏ですね。
先日は早速悪口を書いてしまいましたが、やはり彼はヤバそうな気配がありますね。
福島原発に絡んでの話ですが、汚染水の保留が限界を迎えようとしている状態で、浄化しきれないトリチウムは海洋放出しかできないのです。
世界中どこでも行われている事ですし、心情的にはよくないとしても、やるしかない事なのです。
この問題を、完全ノープランで考え直すような事を言ってました。
おそらく、トリチウム放出で風評被害が出るとすれば、執拗に攻撃してくる韓国です。
世界中どこでも行われている事なのですし、メディアがセンセーショナルに扱わなければ何の問題もない事なのです。
小泉環境大臣は、福島の限界を伝え、取るべき行動を真摯に説明するしかないのです。
そこで国民の理解を得て、風評被害を最低限に抑える。
抑えきれなかった部分は国で保証する。
これで良いではないでしょうか。
自分の人気取りのために、やれないことを約束するのはどうなのでしょうね。
そして、最大の問題は彼は財務省の飼い犬であるという事です。
もう少し勉強をして、考えがまともになってくれれば日本を良い方向に変える影響力は持っている人なのです。
今後に期待しましょう。
さて、まだまだ何がどうなるのか分からない世界ですが、ほぼ確実に起こるのは前述したように原油価格の上昇でしょう。
これによりどこが困って、どこが得をするのか?
復活しそうなのはロシアで、更に苦しくなりそうなのが中国。
中国も原油は輸入に頼っていますからね・・・。
世界は大きく動きそうですし、日本はその荒波に呑まれないように頑張らなくてはならないのですけどね。
とりあえず問題を提起しながら、良くなることを願っているしかないと思っているところです。
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