何故かと言えば、これが相場に一番影響しそうな問題というのは、言うまでもないのですが、話題として取り上げて皆様に関心を高めて頂く事により、香港人の命を守れる可能性があるのです。
連日報道されると、当たり前になりすぎて、人々の関心は逆に薄れて行ってしまうのです。
人々の関心が薄れ、監視の目が少なくなってくると、そこで暴挙が行われる可能性が高い。
ですから、飽き飽きかも知れませんが、今日も香港の話題を取り上げたいと思っています。
ちなみに、多くの反日メディアが地上波には溢れており、反日親韓番組、反日コメンテーターが多いのですが、韓国を取り上げると視聴率が取れると気付いたテレビ局も出てきており、先日は1時間以上も韓国スキャンダルなどを放送している番組がありました。
未だ取り上げていない番組もありますが、視聴率の差は歴然のようですし、しばらくは「韓国スキャンダル番組」が増えるかも知れませんね。
注意したいのは、反日コメンテーターが訳の分からないコメントをしてきますので、騙されないように注意してください。
大抵は論点ずらしと、誤った歴史認識での洗脳です。
何も考えないで見ていると危ないので、皆様も本当に良く考え、疑いながら番組を観るようにしてください。
さて、香港の話題に戻りますが、中国当局が目標にしているのは9月11日に香港で行われる一帯一路会議までのデモ終息です。
そして、もっと大事なのが10月1日の中国建国記念日にあたる国慶節。
今年は70周年記念であり、大規模な軍事パレードが予定されているようですし、絶対に世界の注目を集めたいイベントなのです。
しかし、香港がこんな状態ですと、世界のメディアは香港にばかり目を向ける事になる訳ですから、これは絶対に阻止したいはずなのです。
ですから、9月11日までの間に何とかする可能性は高いのですが、ここに間に合わなくても、国慶節までは何とかしてくるはずです。
そして、狙いは武力による弾圧です。
デモ隊は非暴力に徹しているのですが、工作員が紛れ込んでいるのは明らかで、工作員が火炎瓶を投げたり、器物を破損したり、人を殴ったりして暴れております。
色々と証拠映像が出ておりますし、おそらくはこうした工作員によって非暴力のデモ隊は暴力集団へと変えられて行くのでしょう。
まあ、10年前なら容易にできたかと思いますが、今は誰もがポケットにカメラを持ち、SNSで拡散する時代ですから、そう簡単にはやられないのではないかと思うのですが、我々が香港からの興味を失うのは危険でしょう。
国単位でならばどういう支援が出来るのかと思っていたのですが、先日逮捕された活動家は「香港に経済制裁を!」と訴えていました。
結局、外国からの経済制裁を与えられなければ、政権は考えを変えないという事のようです。
確かにその通りだとも思ったのですが、米は経済制裁に踏み切る可能性があるでしょう。
特に香港のデモに対して中国政府が武力で弾圧すれば、相当な高い確率でやると思います。
そこまで行きますと、少なくとも習近平は失脚という事になるのでしょうね。
国内経済はボロボロになってきておりますし、サプライチェーンから中国を外そうという動きは日々大きくなってきているようですからね。

問題は日本企業です。
本当に動きが遅いのですよね・・・。
米国に追随しているようですが、中国に取り残されて大打撃という企業が多くなりそうな気がしてなりません。
この結果として売られる企業は多いのではないか・・・。
まあ、そこは買い場になるのですけどね。
それと、このサプライチェーン外しですが、これで何が起こるのかと言えば、中国から撤退してどこか他所に工場を作るなりするのです。
という事は、新たな投資が行われるという事です。
ですから、目先はショックは起こると思いますが。そこに目を向けるべきではないと思っているところです。
目先の対策をしつつ、上昇の時を待つ。
それが今ベストな構えだと思っているところです。
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