先週末の米国株は米雇用が堅調であったことを背景に利下げ観測が後退し、株はやや売られましたが、為替は円安となりましたし、日本株はもう少し堅調でもいいのではないかと思うのですけどね。
何が影響して売られているのかは分からないのですが、日本を取り巻く環境は大分変化しておりますし、下げている理由は探そうと思えばいくらでも見つかります。
ただ、このまま売られるとも思えませんし、特に今日は売られていても反転してくる可能性は高いのではないかと思っているところです。
さて、最近話題になっているのは韓国ですね。
マスコミの論調は様々ですが「制裁は酷すぎる!」という意見は特に左向きのメディアから流れてきておりますが、実際にこの状況を制裁とは言わないでしょう。
単に「多くの他国と同様の審査で輸入してください」というだけの話で、制裁でも何でもないのです。
韓国はどう見ても友好国とは思えない発言と行動の数々ですからね。
その他の国と同等でお願いしますというだけの話です。
ところで、そもそも誰が韓国をホワイト国にしたのでしょうか?
韓国がホワイト国になったのは2003年なので小泉純一郎ですか・・・。
庶民受けした首相ではありますが、本当に色々やってくれた人ですね。
ともかく、これでホワイト国からは除外して、通常の審査で輸入してくださいという事になるのですが、その審査は3か月となります。
フッ化水素等が指定されている訳ですが、中には寿命が1か月程度の物もあるそうで、米などでも作られてはいるようですが、アジアまで輸出していると使い物にならなくなるそうですし、アジアで生産できるのは日本のみ。

結局、アジアの半導体生産の首根っこは日本が握っているという事です。
なのに日本の半導体産業が苦しくなっていくというのは、どうにもおかしい話ではありませんか?
これは、おそらくは日米貿易摩擦も影響していたのだとは思います。
日米間の貿易赤字を減らすために、日本の半導体製造技術を周辺国に渡して行った。
それで米からの圧力を弱めようとしたというのが現実的な話なのではないか?
そして、それを主導していたのが小泉純一郎という事になるのでしょうかね。
ただ、当時はここまで問題が大きくなるとは思っていなかったとは思います。
まあ、種をまいたのは明らかに彼ですけどね。
ホワイト国となってもしばらくは問題がなかったのです。
しかし、ここ数年韓国はこれらの半導体製造原料を他国へ横流ししているのは明らかなのです。
使用料をはるかに上回る輸入量ですからね・・・。
そして、ここへきて北朝鮮の核開発の加速と、イランのウラン濃縮。
いずれも韓国からの横流しが無くては実現不能の悪材料です。
少なくともこれらは絶対に止めなくてはならないし、当然横流しをする国はホワイト国であり続けられる訳はありません。
ちなみに、3か月かかる輸出審査ですが、最終使用者まで明確にしないと許可が下りないそうです。
サムスン等が使う分には問題なく輸出できるはずなのですが、横流しに使われると判断された分は許可が下りないでしょう。
とりあえず、一か月分ぐらいは在庫があるとしても、次の許可が下りるまでに2か月間は操業停止になる危険性の高いサムスン。
これで潰れるとは思いませんが、横流しがサムスンから・・・となれば、そもそも許可が下りない可能性もあります。
もはや詫びを入れても元に戻れる可能性は低く、韓国もこれまでとなる可能性がありそうです。
韓国では日本製品不買運動なるものが起こっているようですが、問題の本質を見極められないという事は、不幸なことですね。
まあ、日本にとっては半導体製造復活の好材料です。
貿易赤字に対してはトランプ大統領もきつく攻めてきますが、そもそもホワイト国から外せと言ってきたのはトランプ大統領だという話もありますし、裏では話は出来上がっているのでしょう。
日韓議連の議員たちを抑え込んででも利がある。
そう判断したからこその措置であろうし、今後は楽しみであると判断しているところです。
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