FRBやECBの緩和姿勢の明確化はよいとしても、米中ディールへの期待という、ちょっと危うい材料もありますので、素直に喜んでいけないものも含まれているのですが、今日の上げを見ているとそれだけではないように思えます。
そして、この上げの材料は何だろうか?ということになるのですが、もしかすると消費税増税の延期か中止が含まれているのではないか?と思うのです。
数か月前から経済指標が悪化してきておりますし、今後の世界経済を考えれば増税は無理筋だと警告を発し続けてきました。
延期か中止の可能性は十分にあるとお伝えしてきたのですが、昨日になって政府の動向などに詳しい情報筋から延期か中止の可能性と、衆参W選挙の可能性が高まったとの話がありました。
昨日の党首討論では解散はしないという話になっておりましたが、解散についてはどれ程、誤報を出そうが法律には抵触しませんからね。
イランでホメイニ氏と会談できたのは大きな成果だと言えますが、イランと米の関係を完全に仲裁できたとは言えませんし、そこまで行けそうな気配もありません。
これでは明確な成果とは言えませんし、選挙前のインパクトは小さいですからね。
この状況で増税を実行すれば、確実に景気は悪くなるので、アベノミクスという言葉は歴史から消え、増税により景気を破壊した総理というものに上書きされてしまうでしょう。
その辺は安倍首相も分かっているはずなので、増税は回避される可能性は高いとみてよいのです。

今日の相場の強さを見ていると、この辺が意識されているように思っているところです。
まあ、実際はどうなるかは分かりません。
ここまで窮地に至っても増税を実行するかもしれませんからね・・・。
ですから、基本は買いで良いと思っているのですが、銘柄は慎重に選ばなくてはならないのです。
そこで、現在は中身を重視した推奨を基本としているのですが、ここのところブログでヒントで出してきた例の6300番台の銘柄は6327北川精機です。
業績は好調ですが、会社側に問い合わせたところ、製品がオーダーメイドのために、確実に収益になると見込まれている部分のみが予想に入っている状態で、実際は上振れの可能性が高いとのことです。
黒字が続いてきておりますし、そろそろ復配もありそうだと睨んでいるところです。
業務内容としましては、精密基板製造に使われる真空プレスを製造できるのは、同社ともう一社程度であり、同社の技術が業界トップだそうです。
唯一無二とまでは行きませんが、優れた技術力で今後も伸びが期待できる企業であると思っているところです。
こうして、中身の良い企業に注目し、押し目をコツコツ拾って行けば、増税で景気が悪くなったとしても、買いで利益を得られるであろうと思っているところです。
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