昨日の日経新聞の記事になりますが「対中関税第4弾G20サミット後に判断」というものがありました。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45800830W9A600C1FF2000/

なんとなく前向きな話で、中国はディールを望んでいるとか、そんなことが書かれており、ディールに向かう可能性も感じるかも知れませんが、ほぼないと思っていて良さそうです。

これの数日前の毎日新聞の記事では、米国務省報道官が、今まで天安門事件について穏便に扱っていたものを「虐殺」と明言し、中国を激しく非難しました。

https://mainichi.jp/articles/20190531/k00/00m/030/081000c

毎日新聞がこんな記事を載せていたのには驚きですが、一応事実だけは翻訳して掲載したような感じなのですかね?

この記事から見て取れるのは、米は絶対に中国を許さないであろうということです。




また、ポンペイオ米国務長官も、中国を激しく非難する声明を発表しておりました。

https://www.youtube.com/watch?v=wEKCW4qaW5Y

これらの事実を見ていきますと、どう考えても米は交渉には応じるつもりはないのです。

中国共産党が米の要求を呑むかどうか?

ディールと言われますが、米は話し合いをするつもりは全くないのです。

では、中国はどうするつもりなのか?

産経新聞の記事ですが、中国側は内政干渉だと強く反発しておりまました。

https://www.sankei.com/world/news/190531/wor1905310016-n1.html

こんなバカな話があるのか?と、耳を疑いたいところですが、それが中国共産党という組織なのです。

中国というのは、実は共産党と言っても中央と地方は違うという認識の様で、中国のドラマなどでは地方の共産党員が汚職で悪の限りを尽くし、それを中央からやってきた正義の共産党員が成敗するというものが多いそうです。

ですから、国民の認識としても、中央の認識としても、地方の共産党は悪党が多いという事になっているのです。

しかし、実際に天安門で起こった虐殺は、中央がやったことであり、これはどうしても伏せなくてはならないのです。

よって、中国では天安門事件をネットで検索しても出てきませんし、流石に30年も経ったので、多くの国民は知らないというようになってきているのです。

今まではどういう訳か、他国からの批判はあまりされてこなかったのですが、ここへきて米からの攻撃がこの件で行われるようになりました。

実際に中国は相当追い詰められた状態で、おそらくはGDPは既にマイナス成長になっているでしょう。

完全に追い詰められた状態で、もう諦めるか戦うしかない状況に至っているはずの中国なのですが、おそらくは戦うという選択はしてこないでしょう。

米に宣戦布告をし、大東亜戦争に突入した当時の日本と置かれている状況が似ているので、軍事衝突もあるのではないかという見方もありますが、私が思うにはそれはないのです。

何故かといえば、中国人には愛国心がないからです。

愛国心がない人たちが命を捧げて戦うのか?

ただ、一つだけ懸念しているのは、今の軍事は人が戦う時代からドローンが戦う時代になっていっているのです。

特に恐ろしいのはAI搭載されて自動で攻撃目標を選定して攻撃を仕掛ける徘徊型ドローン。

詳しくは以下のリンク記事を参照していただきたいのですが、既に映画「ターミネーター」の世界のようなものになりつつあるのです。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/02/post-11748.php

このようなものでの戦争が本格的になる前に、何としてでも中国は止めなくてはならないでしょうし、米の中国攻撃は全面的にバックアップしていかなくてはならないでしょう。

とまあ、恐ろしい世界になっている訳ですが、ここで重要になるのが国内景気です。

完全に景気後退局面になっておりますし、中国の没落の影響で更に国内景気は悪くなるでしょう。

それでも儲かる企業を探すのは大変なのですが、ここでお勧めしたいのがこの銘柄(4392FIG)です。

電子決済で有名なのがSuicaですが、実は導入コストが非常に高く、地方のバスなどは導入したくともできないでいるのです。

その辺に目を付けた同社は、WAONのシステムを使った安価なシステムを開発し、地方のバスなどで導入が進んでいるのです。

業績は足元でもしっかりしておりますが、今後更なる上振れが期待できる状態です。

下落からの反発局面で、戻り売りに押されておりますが、次第に消化して上昇を再開するものと思っているところです。

この他にも色々妙味のある銘柄はあるのですが、大本命は何であるのか?

これはメンバー専用レポートを参考にしていただきたいと思っているところです。

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