昨日の東京株式市場は参加者が非常に少なかったようで、売買代金は4年半ぶりに1.5兆円を下回ってしまいました。

まあ、米国がお休みということ以上に先行きが読みづらいということの方が大きかったように思っているところです。

例えば、増税の行方とか、中国共産党の崩壊のタイミングとか、ブレグジットの結果とか、確かに読みづらい部分は多いですし、様子見せざるを得ないというのが正直なところではないでしょうか。

ただ、全く読めないということでもないです。

例えば、外部要因をネタに増税は出来ないであろうとか、米国は中国へ対する攻撃は共産党が崩壊か、大幅弱体化するまで止めないであろうとか。

まあ、ブレグジットの結果がもたらすことは読みにくいですね。

個別にFTAを結べばいいとか言われているし、イギリスの事だから何とかするのでしょうが、国際条約違反であるとか、色々問題があるらしいですからね・・・。

いずれにしてもユーロの危機であり、これが引き金になって崩壊していく可能性はあるのかも知れません。

ちなみに、EU議会選挙が行われましたが、分かりやすく言えば下院のような感じで、上院というものも存在します。

そして、この上院は選挙で選ばれているのではなく、EU参加国の官僚が務めているのです。

そして、下院には拒否権がない・・・。

EUのシステムというのは、実は国民の意見は全く反映されていないので、ある意味では中国共産党のようなものであり、これがまともなシステムであるとは言い難いのです。

そんなシステムがいつまでも、もつはずがなく、ここへきてブレグジットにより崩壊する感じなのでしょう。

崩壊の余波がどれほどのものになるの分からないのですが、やはりこの辺が一番の警戒要素なのではないかと思っているところです。

目立っているのは米中戦争ですが、一番警戒すべきは、ブレグジットでしょうね。

さて、今日もマスコミはトランプ大統領を国賓として迎えたことに対してケチをつけておりました。

批判するデモが行われたとかいう報道もありましたが、規模は70人とか・・・。

そして、芸人がトランプ批判のコメントとか、こんなものを報道する意味が一体どこにあるのか?

明らかに間違っているようなことを言っているとか、日本を陥れようとしているという意図が見え見えであるとか、悪意を暴くのであれば話も分かりますが、ほとんど難癖ですからね。

国賓として招いたのですから、日本人としておもてなしをするのは当然であり、トランプ大統領に満足していただければ良いのではないでしょうか?

また、米の属国ではないかとか言う人もいますが、中国の属国なら満足なのですかね?

私は断然米の属国の方がいいです。

米は要らないとかいうのであれば、米ほどの圧力を持てる国にならなくてはならないですからね。

もちろん対等な関係になれれば、それが一番ですが、そうなるためには軍事力でも対等にならないと話になりません。

軍事力を持たない国は、結局は話も聞いてもらえないのが現実なのです。

とりあえず、軍事力を持っても、米とは友達でいる方が良いです。

まあ、確かに乱暴な国ですし、注文を付けたい部分は結構あります。

しかし、今は中国をこのまま、のさばらせる訳にはいかないのです。

このままいけば、確実に我々の生命が危機にさらされますからね。

米と共に中国共産党とは戦わなくてはならないということです。

問題は、この戦いで犠牲になる日本企業が出てくるのは確実であろうということです。

例えば、中国にswitchを売る許可を得て上昇した7974任天堂ですが、米国から出入り禁止を食らいませんかね?

また、中国の購買力は持続しますかね?

それと、材料が色々あると噂され、値上がりし始めている2160GNIは研究施設が中国です。

そして、主な販売先も中国なのです。

米国の子会社が抗がん剤を開発しているようですが、中国には渡さないとか、そういう話になる可能性もある訳です。

米は中国人の研究者をバイオの分野でも排除に動き出しておりますからね・・・。




まあ、目先は面白そうな気もしなくもないのですが、リスクを考えると動きたくはありません。

そこで、何を買ったら良いのかとなりますが、やはり中心にしたいのは内需系です。

増税されたら痛いですが、現状で増税はどう考えても愚策ですから、いくら利権が欲しくても今回は諦めるのではないでしょうかね?

まあ、そこに賭けている部分もあるのですが、やはり内需系に的を絞っていくべきだと思っているところです。

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