米国株の大幅安であったため、売り先行で始まった東京株式市場ですが、材料株に関しましてはそれ程酷く売られてはおりませんね。

プラスで推移している銘柄もぽつぽつありますし、どうにもならない様な相場ではないと感じております。

今回の下げの原因ですが、米中貿易戦争が終結しそうもないというところにあります。

メディア的にはトランプが世界経済を混乱に陥れているとか、そういう論調が目立つのですが、世界を恐怖に包もうとしている中国とは戦わなくてはならないのですから、これはもう仕方のない事でしょう。

ただ、ここまでしなくとも中国はいずれ自滅するでしょう。

と言いますのは、中国は国家ぐるみで他国の技術を盗む事を糧として生きているのです。

要するに「開発にカネをかけるなら、泥棒してしまえばいい」という考えです。

また「開発してもどうせ盗まれるから、開発はしない」という事にもなるのです。

ですから、この結果として中国にはイノベーション(技術革新)がないのです。

米が怒っているのはここの部分で、怒って当たり前の話です。

しかし、このイノベーションがないというのは、いずれ行き詰るのです。

特にこれからはITのクラウド化が進んで行きます。

そうなりますと、クラウド上のサービスになる訳ですから、これはもう盗むも何も無い訳です。

イノベーションを持って、顧客を囲い込んだ者が勝つ時代になって行くのです。

そして、そこに泥棒国家の立つ瀬はなく中国は崩壊して行くしか道はないのです。

しかし、それでも放置すれば、儲けたカネはどんどん軍事に使われて行き、近隣諸国はどんどん侵略されて行きます。

日本も情報操作と不当な扱いでシャープが追い込まれ、中国に身売りさせられました。

本来あそこまで負債は大きくなかったのに・・・。

今やジャパンディスプレイも中国に身売りさせられる状況ですが、この会社にどれだけの血税がつぎ込まれたのか・・・。

本当に経産省は何をやっているんだという話です。

まあ、ちょっと脱線しましたが、世は5Gに向かっており、通信速度が上がり、クラウド化が進んで行きますので、それに伴って中国はどんどん衰退して行くはずです。

もちろんファーウェイ等が広がれば、泥棒し放題になり、これは放置できませんので、自滅とまでは行かないでしょう。

しかし、トランプ大統領はその辺はよく分かっていると思います。

だからこそファーウェイの排除を強引に行っているのでしょう。

悪い目でトランプ大統領を見る報道が多いのですが、もっと大きな視点で見て行く必要があるでしょう。

それと、大統領選挙が近づいてきているのですが、そこで一番大事なのが経済であり、株価です。

確かに今は大幅な下げが出ましたが、株価を本格的に下げさせたいとはトランプ大統領も思っていないはずです。

米の状況としては、どんどん株価が騰がって行くが、利益確定のタイミングが欲しかったところへの好材料といったところでしょう。

騰がっている株を売って、放置されている株を買うとか、そういう乗り換えが行われているのが今の動きだと思っています。

また、中国が復活する可能性はゼロに等しいのですが、麻薬で一時的に元気になるぐらいの事はあるでしょう。

そして、そういう事を巧みに操ってくるのがトランプ大統領だと思っているところです。

なので、今は下げていますが、完全に弱気になる必要はないでしょう。




反発する機会は必ず与えられると思っていて良いです。

日本は基本的に余裕がある国なのです。

この混乱で世界経済が危うくなるという事は目に見えているのですから、そこで増税は愚の骨頂です。

安倍首相とトランプ大統領は過去の日米トップの関係としては最強の仲だという事です。

一部では衆参ダブル選挙の噂も出ておりますが、ダブル選挙という事は、何かを民意に問うという事です。

という事は、消費税増税の延期か撤廃、もしかすると減税。

この辺が問われるのではないかと思っているところです。

中国に対する追加関税の話は安倍首相に電話で伝えられていたそうですし、これを機に消費税についての話が出てくるのではないかと思っているところです。

そして、撤廃まで行くとすれば、日本株は上昇という事になるでしょう。

ですから、ここは弱気になる場面ではないと思っているところです。

まあ、今日が買いだとまでは言いませんが、強気の目で見ている必要があると思っているところです。

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