昨日のNYが始まるまでは、悪くないスタートになると期待していたのですが、トランプ大統領が中国に対して追加の制裁関税を発表したために、米中貿易戦争が激化するとの思惑から売られ、その後中国が通商協議交渉団を米に派遣すると発表した事により、楽観的な見方が広がって買い戻される形となりました。

この影響で連休明けの東京株式市場は売り先行で始まっている訳ですが、個人が連休前に売るだけ売ったような銘柄に関しては、それ程きつい下げにはなっておりませんし、反発している銘柄も多く目についております。
既に売っている訳ですから、どちらかと言えば買いたい気分の方が強いでしょうし、このまま下げて終わらないのでしょうが、流石にプラスまでは戻れないかとは思います。
ただ、材料株は悪くないですし、材料株で回転が効くのではないかと思っているところです。
目立って良くなりそうなのは連休前から推奨している3919パイプドHDです。
売るだけ売っていた7608エスケイジャパンも下げ止まった感じがしますし、反転に期待しているところです。
ところで、トランプ大統領はどうしてこのタイミングで追加関税を発表したのでしょうね?
元々3月一杯までの期限を引き延ばしていたので、彼にしては温い判断をしたと思っていましたが、よりによってこの日本の連休明けに合わせてくるとは・・・。
基本的に中国に突き付けている条件は、どれも中国が受け入れられない内容であり、いずれこうなるのは目に見えていたのですけどね。
まあ、米にとって日本の消費税増税は、明らかにマイナス要因でありますので、株価も痛めつけて増税色を完全に消し去りたいという思惑はあるのかも知れません。
これから日本に色々と買ってもらおうと思っているのに、増税という選択はあまりにも愚かですからね。
ここまで考えたのことではないかも知れませんが、こうして痛めつけられると、やはり増税は無理だろうと思うところです。
また、中国との通商交渉ですが、中国が受け入れるかどうかだけの話であり、米は一切の妥協は無いと思ってよいでしょう。
米の狙いは中国潰しなのです。
中国が自由で、しかもルールを守る国になるならばマーケットとして考えると思いますが、それは共産党が支配する限りあり得ないのです。
ですから、貿易戦争が終結に向かうという事は、中国共産党が解体されるという事であり、それはあり得ないだろうと思うところなのです。
よって、いくら交渉団を送ったところで、この追加関税は回避不能と思ってよいのではないでしょうか?
それと、もう一つの見方ですが、日本を意識しているのではなく、北朝鮮を意識しての事かも知れません。
と言いますのは、先日北が短距離ミサイルを飛ばしましたが、国連決議に違反する内容だと思われるのですが、誰もこれに対して文句を言っておりません。
意外なまでに静かなのです。
安倍首相は無条件で首脳会談を開こうとか言い出しておりますし、何か裏がありそうな気がしてなりません。
要するに、中国が北の味方をしようとすれば、米は中国に対して更に追加関税などで追い詰めるというシグナルとの見方です。
ロシアに対しても米の制裁が効いており、中ロ共に北の味方をすれば、米に苦しめられるという構図です。
米は完全に北を孤立させ、核を放棄させる。
このために中国に対して、このタイミングで追加制裁のカードを切った。
こんな見方も出来るかも知れません。
まあ、もう少しすると、色々有識者の意見が聞けますし、真意も見えてくるのではないかと思うのですけどね。
表面的に見えているところだけではなく、しっかり裏まで読んで行動して行きたいものです。
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