225は誰もが予想しなかった22000円をあっさりクリアーして来ましたね。

「こんなに不透明な世界情勢で何で?」という悲鳴も聞こえてきますが「売るからだよ・・・」としか言いようがありません。

経済学者や、ジャーナリスト辺りが言っているように「ドイツ銀行がやばいとか、ブレグジットが大変だとか、中国が・・・」等ネガティブ材料は山ほどあります。

こんな状態で株が上昇するなんて、誰も予想していないのですが、だからこそ売りが入ってくる訳で、それが踏まれているのが今の相場です。

何度も書いてきておりますが、誰もが思う方向に相場は動かないのです。




一応、上げの理由は他でも説明はできます。

「世界景気の悪化は誰の目にも明らかであり、故に世界の多くの中央銀行は緩和姿勢であり、カネ余り状態になり低金利で運用難の資金はリスクをとって株に向かってきたと。」

ですから、安易に「景気が悪くなるから株を売る」では勝てないのです。

「景気が悪くなるのが分かっているなら、何とかするだろう?」これが相場の読みというやつです。

ただ、問題は日本で、景気が悪くなるのが分かっているのに増税。

もう頭が狂っているとしか言いようがありません。

米に対して「貿易赤字を見るのではなく、経常収支で見るべきだ」と殆ど喧嘩を売っているような提言をした麻生氏。

しかし、経常収支でと言うのであれば、赤字の米国は消費をせずに貯蓄しろという事ですし、黒字の日本は貯蓄をせずに消費をしろという事です。

ならば消費を冷え込ませる消費税増税は間違いという事になるのですから、麻生氏の言っている事は支離滅裂という事になります。

米からすれば「経常収支で見るというならば、内需拡大政策をやれ!」と、恐らくは怒り心頭ではないかと思っているところです。

どこかの左向き新聞はトランプ大統領がFRBに注文を付けている事に対して苦言を呈しておりますが、トランプが利上げを止めさせなければ、米国経済は間違いなく悪化に転じたでしょうし、株価も暴落していたでしょう。

当然、米国景気と株高に牽引されている日本はボロボロになります。

トランプ氏に感謝すれども、批判が出来るはずもないのですけどね。

まあ、麻生氏が悪いというよりは、財務官僚が悪いのです。

悪いというか、あくどいですね。

庶民の事はどうでもいい。

何としても日本をグローバル化させ、巨大資本の利益にする。

これが今の官僚共の胸の内でしょう。

政治家はこれを正さなくてはならないのですが、とにかく質の悪いのが揃いも揃い過ぎです。

質の悪さは各所に表れているのですが、目立っているのは韓国の誘いに乗って200名規模で訪韓を計画している二階氏です。

やはり、日韓議連なんてものをやっているのはダメですね。

行くなら私費で行けばいいし、自分だけで行くべきです。

そして、連れて行った奴の名簿をチェックし、そいつらには投票しない様にしたいところです。

また岩屋防衛大臣も酷いですね。

離島防衛のために石垣島に派遣されている自衛隊から、弾薬を取り上げました。

確かに地元住民に弾薬を持ち込むとは言っていなかったでしょうけれども、自衛隊が行くのに丸腰の訳がないでしょう?

自衛隊反対の活動家から文句を言われても「防衛に弾薬は必要です!」と一言でぴしゃっとやれば良いのです。

まあ、中国軍に日本を攻める力はないと思っていますし、実際には攻めてこないのだと思いますが、力を誇示する必要はあるのです。

日本の周りに平和的な国など一つもないのですから、そこは徹底してもらわないといけません。

さて、話を少し戻しますと、日米が今後も手を取り合って発展して行くためには、日本の景気が良くならなくてはならないのです。

輸出は確かに大事だと思いますが、一番大事なのは内需なのです。

内需が活性化しなければ、米の望むような輸入は行われません。

何処の世界に増税で消費が増える国があるというのでしょう?

消費が旺盛で、景気がどんどん良くなっているならば、増税もありだとは思いますが、落ち込んでいる時に増税なんて愚かすぎます。

ですから、米国株が上昇して行ったとしても、どこかで日本は取り残されます。

いくら緩和マネーが・・・と言っても、それは全くの無意味になるでしょう。

ですから、増税が回避されない限りは、どこかでかは売りになる可能性が非常に高いとは思っています。

ただ、それはいまではないのです。

だから、今は売ってはならない。

下げに対応できる余力を持って、買いで利益を求める。

今はそんな相場だと思います。

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