悪材料が山ほどあるのに、相場は結構強いですね。

非常に悩ましい相場であり、上手く行っていない投資家が多いのではないかと推測しますが、悩んでいる方の多くは売りから入っているのではないでしょうか。

今は買いから入っても悩ましい相場なのですが、まだ買いの方が利益は出しやすいですからね。




ただ、どこでどうひっくり返っても不思議ではないので、思い切った勝負はすべきではありません。

今日買われているのは、中国の発表したPMIが4か月ぶりで50を上回った事が材料視されているのですが、そもそも、この数字が信頼に値するのか?という事です。

中国の景気は相当悪くなっているのは確かであり、50を割って然るべき状況であったと思いますが、これが上向いて50を超えた?

ありえない話だと思うのですけどね・・・。

それと、米中通商交渉が良い方向に行くという観測がいまだに出てくるのですが、これが上手く行くという事は、中国が国のあり方を根底から変える事であり、中国共産党が存続できないという事を意味します。

ただ、とりあえず直ぐに中国が崩壊することは無く、しばらく生き続けるのかな?とは、思うところです。

問題は、こうして外部要因が改善している様な状態が後少し続くと、日本が消費税増税を確定させる可能性が高い点です。

残念な事ですが、消費税は導入時、増税時いずれも景気が悪くなっています。

今回も悪くなることが分かっているので、軽減税率だとか、還付金だとかでごまかそうとしていますが、いずれごまかしきれなくなるのです。

社会保障の充実の為だとか言っておりますが、社会保障が特に必要なのは低所得者です。

低所得者を守るために、低所得者に多く負担してもらう税・・・。

これほど頓珍漢な話はないと思うのですけどね。

要は低所得者の10倍の収入がある人が、10倍の消費をするのか?という事です。

例えば、株式投資ですが、おそらくは多くの参加者は低所得者ではないでしょう。

頑張って少ない所得を増やそうという人は居ると思いますが、多くは違うはずです。

そして、当然ですが、株式投資に回っている資金には消費税はかかりません。

もちろん売買手数料には消費税がかかるのですが、これは投資資金に比べたら微々たるものです。

どう考えても低所得者の負担割合が大きい消費税。

金持ち程、消費税は痛くも痒くもなく、メディアに出てくる連中は金持ちが多いので、消費税増税には賛成の人が多くなるのです。

まあ、自分達にはほとんど影響がないですからね。

本当に真剣に考えないと、その内世界恐慌がやってくるでしょうし、完全に飲み込まれる事態になってしまうでしょう。

それでも株で利益を得て行けば良いと思いますが、その時が来たならば、それは売りで取って行くという事になります。

しかし、今はまだ買いの時であり、買いで利を得て行けば良いだろうと思っているところです。

今ここで買っておきたい銘柄はいくつかありますが、ご興味のある方はメンバーサイトで入手して頂ければと思っているところです。

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