先週末の米国株は大幅に安く、その流れを引き継いで週明けの225も大幅に安く始まりましたね。

下げの原因はドイツのPMIが予想以上に悪化しており、景気後退が鮮明になった点だと言われておりますが、その原因を作ったのは中国の景気減速です。

そして、その景気減速の原因を作ったのは米中貿易戦争であるという意見も多いのですが、これは明らかに違うでしょう。

中国の景気減速は既に1年以上前から数字に表れてきておりましたし、米中貿易戦争はダメ押しをしているに過ぎないのです。

ですから、米中通商交渉が良い方向に行ったとしても、中国経済が今後上向く可能性は極めて低いと考えるべきでしょう。

そもそも、この中国の景気ですが、どこからおかしくなったのかを思い出して行くと、おそらくはリーマンショックなのです。

巨額の財政出動で景気をテコ入れし、いち早く成長に戻った印象であり、実際のその後の成長で軍拡に進んで色々問題を起こして行ったのですが、結局のところ、あそこで生産性の悪い鉄鋼業が経営破綻しているにもかかわらず存続し、ゾンビ化してしまったのです。

その後でそのゾンビ化した鉄鋼業から、盗んだ技術でスマホ等を売って生計を立てていた訳ですが、既に新興国でもスマホが使われる時代になり、スマホは性能競争から価格競争の時代に入ったと見てよいのです。

イノベーションが無い中国は、新たな技術を盗んでくるしか手段ないのですが、先進国も次にスマホの様に売れて行くヒット商品を見いだせないでいる状態なのです。

まあ、おそらくはIoT化が主流になって行くと思いますので、中国は上手くやれば技術も情報も盗み放題の世界になる可能性はあります。

しかし、日本はともかく、他の先進国はそこまで馬鹿ではありません。

米はいち早く中国製品の排除に動きましたが、これは中国にIoTの先端を行かれると、何もかも奪われてしまうという事実に気が付いたからでしょう。

その判断は正しいものであり、本来は日本も追随すべきことなのですが、未だにスパイ防止法も制定できずで、米に比べれば2周も3周も遅れている状態です。

結局、スパイ防止法に反対している連中は「スパイが出来なくなれば中国や韓国が儲からなくなる」という事なのでしょう。

表面的には人権だ、プライバシーだとかと、庶民が納得しやすいような言葉を並べ、メディアには偏向報道をさせますからね。

まあ、とりあえずスパイ防止法を阻む連中は、与野党問わずに中国や韓国のスパイであると思ってよいですし、こういう連中は次の選挙で落とさなくてはならないと思っているところです。

更に問題なのは、世界経済が最悪の場合、恐慌に向かっているというのに、それでも消費税増税をしようという奴らです。

春闘もマイナス回答ですし、GDPもマイナスを拡大して行くでしょう。

中国がこれだけ悪いのですから、日本経済が今の方針で良くなるはずがありませんからね。

ですから、この状況下で消費税増税なんて言っている奴らは、完全に非国民であり、目先の己の利権しか考えていない連中です。

まあ、故に撤回もあるだろうと思いますし、その確率は50%位に上がっているのではないかと思っているところです。

ただ、増税を撤回しても、それだけで相場が上昇するとは思えませんけどね。

米は利上げを停止するとしましたし、今後は中国や欧州の動きを見ながら利下げも検討して行くでしょう。

今のままでは円高を避ける手立てが無いのです。

ですから、中長期的には売りで正解だとは思っているのですが、大分追い詰められてきておりますし、そろそろまともな意見が日本を変えてくれる可能性もあるのではないかと少しは期待しているところです。




さて、先に述べたIoTですが、今後これが重要なテーマになってきます。

そして、そこで大事になるのがIoTセキュリティです。

あらゆる物がネットにつながるのですから、便利と言えば便利なのですが、あらゆるものが乗っ取られる可能性がある訳です。

物によっては人命にも関わりますし、重大な課題であると言えます。

そこに安価で高性能なセキュリティを提供するのが3920IBCなのです。

10連騰後、本日は全体の影響で押し目形成中ですが、こういう場面で仕込んでおくべきでしょう。

なかなか難しい相場ですが、銘柄を選べば材料株でもやっていけると思いますし、こういう場面で弱気では勝てないと思っているところです。

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