問題とされたのは貿易赤字の拡大でしたが、減税などで景気が良いために消費が活発ですので、消費が活発ならば貿易は必然的に赤字になるのです。
貿易赤字をよく問題視する傾向がありますが、基本的には消費が活発であるかどうかの指標でもあり、単純にこれを悪とするのはどうかと思うのです。
米はそれを知った上で中国に難癖をつけているのか、それとも本気で勘違いしているのかは分かりませんが、いずれにしても中国は叩かなくてはならないのですから、結果は良しという事で見ております。
さて、こうして相場は下げの形となりましたが、今日の東京はMSQであり、これに向けた短期的な売り仕掛けとの認識です。
ですから、特に恐れる下げではないと思っているところですし、こうして売りが誘われて行けば外資の思う壺といったところでしょう。
ただし、中長期的には日本株は危ないとは思っております。
どうしても消費税増税を行いたいのですから、それまでは何としてでも株価は維持したいでしょうし、目先としては良いのですけどね。
消費税増税の最終決断は5月という事ですから、少なくともその辺りまでは相場はそこそこ堅調なのではないかと。
まあ、相場が崩れて消費税増税が中止にでもなればベストですし、そういうシナリオも一応あるとは思っているのですが、どちらかと言えば相場が堅調に推移され、消費税増税を確定させ、そこから本格的下げ相場。
こんな感じのシナリオを想定しているところです。
ただ、シナリオはいくつもあり、複合で来る可能性もありますし、逆目で来る可能性もあります。

その時に対応できるように、あらゆるシナリオを検討しながらこの相場に臨んで行けば良いと思っております。
ちなみに、いかなる相場になろうとも騰がる株はあるのです。
私は買い屋であるため、基本はいつも買いですが、今年は売りも考えているのでそちらも参考にして頂ければと思っているところです。
今後の方針ですが、やはり重要なのはテーマです。
例えば、このブログでもご紹介しましたが、9726近ツリは堅調な上昇を続け、そこそこの利益になったと思います。
これは何関連であったかと言えば、5月の連休関連です。
今年は何と10連休であり、旅行会社は予約で一杯の状態ですからね。
儲からない旅行会社があったら教えて欲しい状態であり、これを買わない手はなかったのです。
そして、これからテーマになって行くものも当然あるのです。
特に良いと思って目を付けているのがIoT関連で、これには隠れた優秀な銘柄が多数あります。
未だ本格的ではない銘柄も多数ありますし、この中で良質な銘柄を探し出せば、先々大きな利益となって行く事でしょう。
品薄銘柄の場合は目先も大きく動いたりしますが、先々を考えてじっくり取り組む方が良い結果を得られると思っているところです。
品薄と言えば、先日ご紹介した3816大和コンピューターが素晴らしい上昇を見せました。
今はちょっとお休みしておりますが、調整後にはまた動き出すと思っています。
変なところが持っている銘柄ではないですし、思うがままの相場になって行くのであろうと思っているところです。
難しい相場ではありますが、的を絞って戦って行って頂ければと思っているところです。
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