イギリスのメイ首相はブレグジットの実行日を先送りしましたね。

このまま実行すれば、確かに混乱は大きくなるでしょうし、それ以外の選択はないのでしょう。

まあ、物と金は自由で良いが、人は自由に行き来してはいけないという判断は、イギリス的には美味しい選択ですが、EU各国から見れば自分本位の美味しいところだけの選択であり、受け入れられるはずもないのです。

人が自由に行き来することによるメリットよりも、結局はデメリットの方が大きくなったために起こったブレグジットという決断ですが、この行く末はどのようになるのでしょうか。

まあ、分かりませんが、人、物、金を自由に行き来させると、結局は混乱しか起こらないという明確な結果なのではないかと思うところです。

物と金はある程度自由が良いと思うのですが、やはり人を自由にしてはいけないのです。

世界が一つにと言えば聞こえはいいのですが、現実には人種間の価値観が違う訳ですし、そう簡単なものではありません。

人を自由に行き来させるためには、同じ教育水準と、同じ価値観が必要であり、そうした事が平均化されてから行えるものだと思うのですけどね。

同じ国の中でも教育が違うし、価値観も違うのですから、本当の自由というものは、永遠に手に入るという事はないのだと思っているところです。

ですから、何でも自由が良いような風潮ではありますが、少し考えを改めないと、結局は今のイギリスの様な事になります。

日本も「人手が足りないから外国人を」と今でも新聞は書き立てておりますが、国内に埋もれた労働者は沢山いるのです。

まずは働いていない国民を働けるようにする。

ここから始める必要があると思うのです。

それでも足りないとなれば、外国人にも働いてもらえば良いのです。

人手が足りないから日本に招き入れて、年数が経過したら国に帰ってもらう・・・。

帰りたい人は帰ってもらって良いと思いますが、強制的に帰すのは人権的にも問題があると思いますし、そんなご都合主義は許されない様に思うのですけどね。

どうも先行きが明るくなりませんし、不安しか感じない世でありますが、それらを反映してか、株式市場は非常に弱気です。

225は確かに上昇してきているのですが、その足取りは非常に弱弱しく、とても大幅に上昇しそうな気配がありません。

下げて利を得る商品である1357ダブルインバースの商いが増えているのも弱気を表す指標と捉えられますし、とにかく強気な投資家がほとんど見当たりません。

ですが、だからこそ相場は面白いのです。




本当に恐ろしい相場というのは、市場参加者のほとんどが強気になった時です。

誰もが騰がると思った相場の方が、誰もが下がると思っている様な相場の100倍怖いのです。

ですから、今の相場で私も気分的には弱気なのですが、行動は強気です。

皆が弱気の時に弱気・・・。

だから儲からないのです。

皆が強気の時に強気。

だから損をするのです。

利を得るためには、皆が弱気の時に強気。

これが大事なのだと思っています。

まあ、買うべきは材料株であり、225ではないのですけどね。

225も上に行く可能性が高いと思って見ておりますが、やはりここは材料株なのです。

これを理解できた投資家だけが利を得て行くものだと思っているところです。

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