大発会は大幅下げで始まり、散々なスタートでしたが、一転大幅上昇の朝という事になりました。
年末から乱高下の東京株式市場ですから、ちょっと舵取りを間違うと沈没しますが、舵取りが良ければ大きな利益を得られるチャンスでもあります。
頑張ってこの荒波を乗り越えて行くか?
それとも大人しく嵐が過ぎ去るのを待つのか?
今回の乱高下ですが、実は酷いのは225銘柄ばかりであり、材料株はそれ程酷くないのです。
私がお勧めしている銘柄の中には逆行高するものもあるぐらいです。
また、ここのところの乱高下に巻き込まれた有望株を買うチャンスでもありましたし、そういう行動をされたメンバーも多かったでしょう。
今朝のメンバーレポートでお伝えしたのは「高いところは利食いするところであり、買いに行くところではない」という旨です。
株は安く買って、高く売るか、高く売って、安く買い戻さなくてはならないのです。
もちろんそんなことは、誰でも頭では理解しているのですが「言うは易く行うは難し」とはこのことです。
結局のところ、高い銘柄がもっと高くなるのではないかという心理が強く働くので、高いところを買うというのは、怖さがある割には意外と簡単に実行できてしまうのです。
しかし、高くなると予想している銘柄が下がっていると、もっと下がるのではないか?という不安に駆られてなかなか買いに動けないものです。
結果として、高いところで飛びついて、安いところで怖くなり投げさせられるのです。
せめて現物で、見込みのある銘柄であれば良いのですが、高いところを買いに行く投資家程信用取引が好きですし、勢いだけの銘柄を買いに行きたがるのです。
まあ、高いが目をつぶって買いに行かなくてはならない局面も、場合によってはあるのですが、これは相場慣れしている上級者の売買方法なので、初心者は無理にすべきことではありません。
今のような相場で高いところを追って買いに行っている様では、いつまで経っても利益が出せません。
ですから、耳にタコが出来ようが関係なく、しつこくレポートで取り上げているのです。
また、どうしても勝てないという相談を聞いていると、大抵は信用でやり過ぎているのです。
「今までどれ程負けていようとも、現物取引でやり直すべきだ!」と回答するようにしておりますが、そこまで強くお伝えして、それが伝わった方は、上手く立ち回れるようになっている方が多い様です。
失った資金を取り返すため、焦る気持ちもよく分かるのですが、とにかく落ち着いて欲しいと思っているところです。
兜町からカネを持ち帰った人間は少ないのですが、それは多くが欲にまみれて信用取引で無理をやっているからだと思うのです。
現物の範囲の取引に収めておくと、不思議と余裕が出て勝ちやすくなるのです。
現物で勝てないとなれば、更に取引量を減らして現金を多く持つとか、とにかく己の実力に合った取引を心掛けるべきでしょう。
勝てないという事は、実力以上の建玉があるという事に他ならないと思っているところです。

さて、必勝法をお伝えしたところではありますが、やはり重要なのは情報です。
良い情報が無ければ、いくら売買手法が確立していても大きく勝てないものです。
勝てる可能性の高い銘柄を、安く買えるかどうかが大きなポイントですからね。
では、具体的にどの銘柄をどのタイミングで買うべきなのか?
まあ、見ての通り今日は全面高ですし、この場面で買いたい銘柄はありません。
さて、どの銘柄の押し目を狙うべきか?
とりあえず、年末には押し目を形成していた3541農研を推奨いたしました。
詳しい理由まではお伝え出来ませんが、この値段でも押し目ならば買っておくべきだと判断してからです。
未だ勝敗の結果は出ておりませんが、これを機に注目して頂ければと思っているところです。
きつい相場ではありますが、やり方さえ間違わなければ、十分にやっていける相場です。
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