結果的に問題になったのは今回のFOMCで、市場は利上げをして欲しくなかったという事なのだとは思うのですが、それが予定通りなされてしまった。
そして、来年の利上げペースも、2~3回としていたのが、1~2回という感じであり、これは市場の希望に沿った内容ではありましたが、足元の金利上昇にだけスポットが当たってしまったのだと思っています。
確かに足元では住宅市場が冷え込み始めておりますし、金利は様子を見ても良いのではないかと思っているのですが、上げたことに対する批判は特にありません。
上げたとしても不思議ではないのですからね・・・。
また、金融政策が株価を見ながら行われるようになったらおかしくなってしまいますからね・・・。
ただ、この株価の暴落を見たトランプ大統領は「パウエルはクビだ!」と言っていたそうですし、その気持ちも分からなくはありません。
しかし、市場が圧力をかけて金利が決まるような世界になるのは、流石にそれはどうかと思うのです。
とは言え、相場を全く無視した金融政策も考え物ですから、要はバランスが大切という事にはなります。
しかしまあ、何故にここでこれほどの暴落が出たのでしょうね・・・。
先々危ない材料は沢山ありますし、どこかで暴落は起こると予想しておりましたが、このタイミングではちょっと早すぎると感じておりました。
可能性は色々あるのですが、一番疑わしいのが今夜のNYのSQです。
東証は寄付きがSQ算出ですが、NYは大引けです。
ですから、売り仕掛けがあるとすれば大引けにかけてとなりますので、ここでやられると週明けの東京は大混乱です・・・と言いたいのですが、月曜日はお休みですので、そこでNYが戻ってしまえば週明けの東京は何事もなかった様な相場かも知れません。
休みなんてこんなに要らないのですが、この場面だけは休みであった方がラッキーなのかも知れません。

さて、原因を追求しても結果は変わりませんし、予想は非常に難しい状態ですが、一つはっきり言える事は、こうした暴落は買い方にとって大チャンスであるのです。
安く買えると思っていなかった銘柄が、安く買える機会ですからね。
銘柄は厳選しなくてはなりませんが、暴落場面で買いに行ける投資家が勝つのだと思っています。
もちろん今日この場面で買おうとは思いません。
未だ追証の売りが終わったとは言い難いですし、売り仕掛けもこれで終わりという確信はありません。
NYのSQが終わって、平然と戻る可能性はほとんどありませんし、何でも買いだと思っている訳ではないのです。
下がらなくなって揉み合いに入る様な予想ですが、そんな中で活躍するのが有望な材料株です。個別の問題ではなく、全体の問題で叩き売られた材料株。
これをいかに拾っていくかが勝敗の分かれ目となって行く事でしょう。
一旦手仕舞いし、私が一番有望視している銘柄が、押してきているのですが、こういう場面では拾って行きたいなと思っているところで、近々、再推奨しようかと思案しているところです。(ヒントは「3000番台」です。)
その他にも買いたい銘柄がぽつぽつあるのですが、今は未だ本物の下げが来ていない可能性もありますので、無理せず打診買いに止めておいて頂ければと思っているところです。
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