米国株はFOMCの結果が発表された直後から売り仕掛けとなり、NYダウは大幅な値下がりとなりました。

明日はNY株式市場のSQですので、ここへ向けた売り仕掛けだとは思うのですが、それにしても酷い下げでした。

警戒はしていたのですが、クリスマスラリーにも期待していた部分があり、どうもそういう方向ではないのではないか?という疑念が強くなってしまいました。

米国株の今年の始まりは24809ドルでしたが、これも完全に割り込んでおりますし、今年の安値である23344ドルも軽く割り込んできてしまいました。

これで今年の上げ分は全て無くなっただけでなく、安値も更新してしまった訳ですから、少なくとも11月の26951ドルは大天井と見てよいかと思っているところです。

この高値を回復するには、数年の時間が必要であろうし、少なくとも実体経済の先行きをもう少し先まで見守る必要があるでしょう。

FRBが金融政策を間違っているとは思いませんが、株価が今年の安値に沈むような金融政策には問題があるのではないかと思っているところではあります。

まあ、いざとなれば利下げが出来る訳ですから、目先どうなろうと関係ないといえば関係ないのでしょうけれども、やはりここでの安値更新は株にとって重大な問題だと思います。

本来、こうした下げに対しては買いで向かって行きたいところですが、慌てるべきではなく、じっくりと安値を探れば良いと思っているところです。




魅力的な銘柄は多いのですが、今は無理せず少額の投資に止めて、本当のチャンスを待っていただければよろしいかと思っているところです。

例えばですが、昨日は事件で売られていた3766システムズデザインを615円ほどのところで推奨しました。

その後どんどん値上がりして、本日は700円台に入ってきているのですが、こんな風に値上がりしている銘柄はさっさと利食いしてしまえば良いと思っています。

まあ、ここで買いに行く様なメンバーはいないでしょうし、そんな買い方をするようなレポートはしていないのですし、上げてくれば利食いはしてくださいとしているので、このレポートを読む前に行動はしていると思いますけどね・・・。

この他にも良い銘柄がいくつかあるのですが、基本的には利食いを優先して余裕を持たせてほしい場面です。

9434ソフトバンクは1200円割れまで売られてから回復してきましたが、どうなるかなんてわかったものではありませんし、安易にこれで底打ちなんて考えない事です。

今は配当に釣られて買った個人投資家が多いのですが、設備投資が必要だという事で、最初から減配になる可能性だってあるのですし、そんなことをドライにやるのが孫社長です。

買ってしまっていたとしても、さっさと売却して現金で置いておくか、他の有望な銘柄を少し買って様子を見ておいて欲しいと思っているところです。

その内チャンスと思える時が来ますので、それまでは控えめに、控えめに・・・です。

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