酷い相場ですね。

まあ、嫌な予感はしておりましたし、余裕は持たせていたので問題はありませんが、それにしても酷いですね。

とは言え、力を入れている銘柄はそれ程酷くもなく、上昇している銘柄もありますので、私としては特に困った状態ではありません。

むしろこの押し目で買いたい銘柄も出てきておりますし、酷い相場だと思いつつも、目は輝いている状態です。

下げたところで投げても仕方がないですし、こういう場面は買いで考えれば良いだけなのですが、これが理解できていないと右往左往して終わりという事になりますね。

下げへ対する準備が出来ていなかった方は、しっかりと反省し、今からでも取引方法を見直して行くと良いと思うところです。




さて、この酷い相場ですが、全体的には世界景気の減速が影響しての事でしょう。

NYダウは今年の上げ幅が無くなりましたし、225はボックスの下限です。

もしかするとこれを割り込むかも知れませんし、何とも嫌な空気でいっぱいですね。

ただ、再度21000円割れはあろうかと思うのですが、このタイミングで安値更新に向かって行くような相場ではないと思うのです。

ですから、この下げの中で有望な銘柄を探し、買って行くべきだと思っているところです。

狙い目は・・・。

まあ、これは大事な局面ですので、今日は発表できませんが、とにかく買いで狙って行くべきでしょう。

さて、この下げの要因の一つで、新興市場を荒らしているのが4385メルカリです。

特に昨日の下げは、間違いなく同社株の下落が原因であると言って良いでしょう。

何故にここまで下げているのかと言えば、形が上場ゴール的であったからという事になります。

期待できる銘柄だとして、個人投資家の注目を集めて上場したのですが、その後の決算で米国市場の開拓と称して大型の設備投資を実施している事が明らかにされ、決算が期待と真逆の赤字という事になったのです。

その結果、上場後に6000円まで一気に買われたのですが、僅か半年で2000円そこそこです。

当ブログでもメルカリは触るべきではないと警鐘を鳴らしていたのですが、何処で買った投資家も、等しく赤字の状態で、本当に悲惨な状態という事になっています。

まあ、2000円割れまで売るのは、流石にやり過ぎではないかと思うのですが、個人投資家の期待が高かった分だけ投げも出ますし、それを狙った売り仕掛けもあるのです。

という事は、少なくとも2000円は割り込むだろうと思うところであります。

まあ、ここまで来れば、後僅かであるのですが、今しばらくは新興市場の悪役として君臨するのではないかと思います。

さて、次に問題だと思っているのは明日の9434ソフトバンクの上場です。

上場直前にファーウェイ事件であるとか、通信障害だとか、日経新聞が一面トップで批判記事を書くとか、どこまでが狙われた行為なのかは分からないのですが、とにかく逆風が吹き荒れまくっております。

払い込みをキャンセルした投資家も多いそうですが、相場環境も悪いですし、公募割れの可能性も出てきております。

初値がソフトバンクの収益になる訳ですから、このままでは本当に痛い結果になりそうですが、公募割れの状態になった時に個人投資家はどう動くのか?慌ててロスカットするのか?なすすべなく保有するのか?期待を持って継続、および買いに行くのか?

基本的に携帯電話は伸びる事業ではなく、飽和産業ですからね・・・。

おまけに同社はファーウェイ製の設備がほとんどだそうで、これからこの入れ替え作業が本格化しますし、予想以上に収益が上がらないのではないかと不安があると思うのです。

この面で考えれば、まだメルカリの方が可能性があります。

メルカリもライバル事業者は沢山ありますが、まだまだ飽和事業ではないと思いますし、やりようによっては伸びると思っているところです。

まあ、米国で流行るかどうかは微妙ですけどね・・・。

とにかく下げの相場では良い銘柄を探し出して買って行く事です。

良質な銘柄を安く買えるチャンスですからね。

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