225が大幅安になってきましたね。

原因は何かと思っていたのですが、どうやら中国のファーウェイのCFOがカナダで1日に逮捕されていた様で、これを先ほどカナダ司法省が発表しました。

身柄は米国に引き渡される可能性があるという事ですが、これで中国株が暴落するのではないかという不安が増幅しており、それが売り材料となって225が下げているというような状況の様です。

ここのところ9434ソフトバンクの上場に絡む換金売りばかりに目が行っておりましたし、これだけ騒がれている材料でどこまで売れるのか?と、かなり疑問に思っていたのですが、それでもガンガン売ってきておりました。

次の問題である欧州で何か爆発するのか!?などと考えていたのですが、この材料が売り方の自信の一つだったのかも知れません。

と言いますのは、本来今月3日の相場で一気に直近高値を上回って75日移動平均線も抜いてきておりましたので、これは買い方の勝利となりそうだと思えるような場面まで行ったものの、そこから一転して急落したのです。

要因は米中関係が改善するとの見込みで買われ、やっぱり改善はしないという見込みに代わっての乱高下と理解しておりましたが、それにしても弱過ぎるだろうとは思っていたのです。

そして、この悪材料ですからね・・・。

ポイントは、1日に拘束され、本日発表となった。

有力ヘッジファンドがこの情報を発表前に掴んでいるのは当たり前ですからね・・・。

まあ、私としてはこれで納得です。

ヘッジファンドにとっては起死回生の好材料となった訳ですが、この材料が無ければ4日の押しは200日移動平均線で止まったのではないかと思います。

こうして改めて思うのは、テクニカルは大事だが、やはり現実のニュースには勝てないという事です。

結局はニュースを先取りするところが一番強く、テクニカルは、それを読み解くヒント程度にしかならないという事です。

ですから、この場合は、200日移動平均線を割り込んできた時点で、何かあるのかもな?と考えておくべきでしょう。

まあ、私はそう思っていましたし、何かあったら買いに行けるように余裕を持たせておいてくださいと、ここ数日は特にそのようにレポートしていた次第です。

そして、予想通りの混乱局面が出た訳ですが、後は何処で買いに行くか?という事です。




皆が恐怖で右往左往するような状況になれば、そこは美味しい買い場になると思い、この下げを見ながらどこで買おうかと思案しているところであります。

という訳で、これだけ相場が荒れておりますので、好調だった材料株も巻き込まれておりますが、中身のある銘柄に関しては恐れることはないと思っているところです。

こういう押し目を狙うために、高いところは買わないようにとして来たのです。

まあ、今頃は安く買ったメンバーが、恐怖に耐えかねて利食いを出している頃かとは思いますが、下げている時に利食いを出してもね・・・とは思っています。

下がっている時は涼しい顔で様子をうかがって、思いの外下げたら買いに行けば良いのです。

これが出来ないと、せっかく安いところで仕込むことを覚えても、利益は薄いという状態が続くことになるでしょう。

そもそも相場が壊れてどうにもならない様な状態になるのであれば、それはまあ売っておいた方が良いと思いますが、続いてもSQまでであろうし、来週の水曜日には落ち着いているのではないかと思っているところです。

とにかく、皆が売っている時に売ってどうする!

そんな風に思いながら見ているところです。

今日ではないにしても、下げているところは買いを考えるのが、勝てる投資家の条件だと思っているところです。

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