もともと、はピューリタンから始まった祭だそうですが、今では全米国民にとってのイベントであり、ハロウィンよりも重要です。
ハロウィンとクリスマスの導入には成功した日本ですが、この感謝祭の導入には至らないのでしょうね。
米国民にとっては重要なイベントですが、派手さが無いですからね・・・。
日本で導入しようという向きは今後も出てこないでしょうし、存在すらも知らない日本人の方が多い状態が続いていくのではないかと思っているところです。
実際私も、名前ぐらいは知っておりましたが、株をやり始めるまでは意識すらしなかったものです。
今では米国が休み?なんでだ?感謝祭か・・・。
と、どうしても株の世界に居ますと、他国のお休みも影響して来ますので、色々と知る機会にはなりますね。
まあ、だからどうという事もないのですが、この感謝祭の翌日の金曜日は、米で最も個人消費が盛んになる日で、多くの小売企業が黒字決算になるという事で、ブラックフライデーと呼ばれています。
面白いことに、感謝祭は木曜日であり、飛び石連休の様な感じですが、多くの企業は自主的に金曜日を祝日にして4連休にするところが多いそうです。
株式市場は半ドンで、後場は取引がありません。
半ドン・・・。
普通に使ってしまいましたが、最近の若者には伝わらない単語かも知れませんね。
まあ、所謂半日営業というやつで、昔は土曜日がこれに当たりました。
学校も午前授業で、午後はお休みのところが多かったですよね。

さて、日本はここで23日の勤労感謝の日が重なります。
明日からは3連休で、今日は連休前の今週最後の取引日となる訳です。
朝方から強く始まっていた東京株式市場ですが、早くもこれを意識したのか、225は大分値を消してきてしまいました。
株を持ったまま連休を過ごしたくないという投資家は多いかも知れませんし、売られても不思議はないと思っているところではあります。
ただ、特に弱気になるほどの相場でもないと思うのですよね・・・。
確かに不安要素は多い相場ではありますが、この値位置でどれ程売られるというのか・・・。
多くの投資家は、9434ソフトバンクの上場が市場を圧迫すると言っておりますし、私も確かにそうだとは思っているのです。
ただ、多くの投資家が警戒する中で、その通りの相場になった事なんて、今まで何度あったか?なのです。
多くの投資家が下げを予測し、コールを売ったり、プットを買ったりする訳です。
大口の投資家は、それを逆手にとってこそなのです。
ですから、警戒でヘッジであるとか、下げを取ろうとする向きが強くなれば強くなるほどに、それを踏み上げようという勢力が出てくるのです。
そのまま予想通りに下げる相場になる可能性もあるのですが、それを取りに行こうとは思わない方が良いと思っているのです。
もっと違う理由で、警戒が必要であるならば、ヘッジは良いと思っていますが、こんな見え見えの悪材料で下げ予測は、いくら何でも稚拙かな・・・と。
という訳で、余裕は必要ですが、引き続き「買い」でこの相場に向かって行きたいと思っているところです。
もちろん銘柄は選別しなくてはなりませんが、やはりここは買いが正解だと思っているところです。
売られていた米国株も、感謝祭後のブラックフライデーで雰囲気が変わってくるかも知れませんし、弱いところで弱気は良くないだろうと思っているところです。
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