7-9月期のGDPが発表になりましたが、台風や大地震の影響で予想通りの悪い数字でしたね。

ただ、あくまでも予想通りであり、悪い数字ではあるが、売り材料とまでは行きません。

ですから、今日の東京株式市場は、米国株は安かったのですが、昨日の225の下げの反動も手伝って、反発でのスタートとなっております。

ただ、現在40分を経過したところですが、225は前日比変わらずの水準まで急激に売られてきております。

また、マザーズ市場はやや軟調ですが、昨日は225に比べれば堅調でありましたし、こちらもまた昨日の反動といったところでしょう。

225の伸びが無くなってきた原因は分かりませんが、22000円が目前に迫ってきますと、自然と上値の重さが目立ってくるのでしょう。

この辺までの戻りは当然としても、その先は未だ読み切れませんからね・・・。

米国株もある程度は堅調だと思うところですが、このまま上昇するとも思えませんし、しばらくはこの辺りで行ったり来たりではないかと思うのですけどね。

ただ、ボラが高いですし、色々世界には問題がありますから、何かあれば大きく押す場面もあるでしょう。

警戒ポイントはいくつかあるのですが、多くの方が心配している、米のねじれ国会については問題はあまりなさそうです。

とりあえず、下院は民主党が勝った訳ですが、ここで大統領の弾劾としても、上院で否決されるので、この心配は消えました。

後は日本のモリカケの様に、あることない事で騒ぎまくり、議会運営を妨害する事ですが、実際にロシアゲートなるものは存在していない可能性が高いですし、この問題で一番危ないのはヒラリー氏です。

だからだとは思うのですが、今回の選挙で応援演説には出てきておりません。

更に問題なのは、民主党に目立った顔が無い事です。

今回の応援演説で目立っていたのはオバマ前大統領ですが、その他で報道された民主党の顔になるような人物は全く居りません。

これで2年後の大統領選挙をどう戦うのか?

おそらくは2年後には米国版モリカケも決着がつき、民主党は国民に見限られているでしょう。

そして、トランプ大統領は再選。

ですから、後2年ではなく、6年付き合うつもりで行かなくてはならないですし、その後も友好な関係を継続できるお付き合いをしなくてはならないでしょう。

そして、それを邪魔するのが日本の隣国と、与野党内に巣食う親中、親韓議員と、官僚たちです。

ここのところのコモディティ相場がかなり軟調なのは、どう見ても中国の不調からくるものです。

原油だけが唯一耐えていたのですが、ここ数日で急落しており、これはもう中国の不調は本物だなと確信しているところです。

また、これに加えて厄介なのが韓国です。

所謂、徴用工問題で、韓国の司法が日本企業に支払いを命じた訳ですが、本当に問題があったのであれば、先の日韓協定で日本側の賠償金を既に受け取った韓国政府が支払うべき話であり、日本企業に支払い義務はないのです。

また、国際法上、企業の賃金の未払いがあったとしても、完全に時効です。

韓国の司法は、完全に法律を見誤っているし、あり得ない判決であると言えますが、その背景にあるのは、無罪とすれば裁判官がリンチを受ける可能性があったから・・・とか、政府に対する嫌がらせであるとか、単に韓国人が愚かだから・・・とか、色々な見方や分析がありますが、何にしてもそれだけ韓国が困った状況にあるという事です。

先日のラオスダム決壊事件もありますし、国際的に信用がガタ落ちしている状態ですので、中国も危ないが、韓国も危ないという事になるでしょう。

この状況で日本が助け舟を出すはずがありませんし、出すべきとは思いませんが、崩壊すれば多少なりと日本にも影響は及びます。

こう考えて行きますと、やはり日本株もそう簡単に上には行けないなと思うところですし、どこかでこれらの悪材料を織り込みに行く相場になる可能性は考えておかねばならないと思っているところです。

直ぐにどうという事もないと思いますが、12月はソフトバンクの上場がありますので、物理的に売り圧力が大きい月になりそうですから、19日の上場直前の14日金曜日・・・。

そう今年最後のMSQに向けての壮大な仕掛けがあるかも知れません。

まあ、現時点では未だ懸念でしかありませんが、そうなりそうであれば対応して行かなくてはならないでしょう。




今はまだいいのですけどね。

それまでの間に、いかに材料株で稼げるか?

ここが重要なポイントだと思っているところです。

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