ここへ来て突然中国が強硬姿勢を軟化させて来ましたね。

自由貿易と、知的財産権を蹂躙してきた張本人が、これを守るのが当たり前みたいな口調でした。

メディアはこれを見て、保護主義に走る米国をけん制等と報じておりますが、自由貿易と知的財産を蹂躙され続けてきたから中国に対して強硬姿勢なのです。

「お前が言うな!」と思いますし、無性に腹が立つ発言ではありますが、これは大きな変化だと思っています。

これで米中関係が良い方向へ動くと思うのは早計なのですが、これ以上悪くなることは、当面は回避できるでしょう。

どうせ中国は守らないと思いますし、結局は怒りに満ちた制裁という事になるとは思いますし、最終的には中国は潰されるところまで行くでしょう。

中国につけている注文は、自由貿易と知的財産権の問題だけではなく、チベットやウイグルで行われている人権蹂躙であり、南シナ海の軍事開発でもあるのです。

そう簡単に解決する問題ではないし、これで解決する可能性は、ほぼゼロでしょう。

ですが、目先は攻撃材料が減ったのは確かです。

ですから、相場対中リスクを取っていた分は戻すという事になるでしょう。

まあ、世界経済に横たわるリスクはこれだけではないのですし、今後も恐ろしい事が起こる可能性はありますが、目先に関しては強気に転換すべきだと思っているところです。

まあ、中心は材料株であり、225には大きな期待はしていないところですが、それでも強気な投資家が少ないだけに、逆に上に行く可能性はあろうかと思っているところです。

気になるのはここのところの外資の売り越し姿勢でありますが、これは徐々に変化してくるのではないかと予想しているところです。

米中間選挙も今日ですし、目先の波乱要因は大分落ち着きそうな感じがしています。




ところで、注目の米中間選挙ですが、何故に火曜日なのか?

これは日曜日がキリスト教の礼拝日であり、日曜に投票所に行けないという事と、その昔投票所までの移動に丸一日以上かかるケースもあったために、火曜日となっているそうです。

現代社会となってはネットでも投票できるのですし、火曜日では不便だし、日曜でも良いだろうと思うのですが、意外とそこは伝統を重んじるようですね。

法律で決められているとは言え、変えれば良いだけの事ですからね。

この火曜日の投票ですが、当然会社に行くのが遅れたりするでしょう。

しかしそこは、会社も投票で遅刻するというのは許しているところが多いそうです。

そういう意味では、休日に投票するよりも、投票率は高いのかも知れませんね。

どちらが勝つのか微妙な選挙ですが、いずれにしても共和党が大敗しない限りは、それ程問題はないと思っているところですし、選挙が終われば相場も変化して行くでしょうし、その兆しは既に出ていると思っているところです。

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