とりあえず、ここまでは戻ってこれても不思議ではありませんが、ここから上に行くには相当強い力が必要でしょう。
22500円には200日線がありますし、更にその上には75日線と25日線がありますし、ちょうどこの線がデッドクロスしたところです。
これは完全に上昇トレンドが崩れたことを意味し、相場は良くて横ばいか、下落を強いられる状態と言えます。
チャートを重視しない私ですが、流石にこの状況は無視できないと思っているところです。
ただ、一つだけ光明があるとすれば、多くの相場関係者が上値が重いと思っているところです。
相場は多勢が思っている方向には行かない事が多いですからね・・・。
そういう意味では、疑って見ているが故に上昇が本格的になる可能性もあるという見方も出来なくもないです。
特に来週は米中間選挙がある訳ですが、結果が相場の許容範囲か、期待するものであれば、売られた相場は反発すると見るべきでしょう。
高いところに居れば、結果がどうあれ出尽くしで売られることになる事が多いのですが、相場は迷いに迷って売られた状態ですから、よほど期待外れな内容にならない限りは、これで売られるという事にはならないでしょう。
そもそも、特に下院での話ですが、どちらかが大勝するという話ではありませんし、誰もが結果が読めないというような感じなのです。
事実トランプ大統領ですら、そのような内容のツイートもしておりますからね。
ただ、オールドメディアは民主党が頑張っている様な記事を書いている事が多いですし、こういう記事が出るという事は、逆に行くかな?とは思ったりしております。
とは言え、結果はどちらにしても微妙であり、どちらかが大勝という事にはならないような気はしております。
そうなりますと、相場がどこまでそれを織り込んでいるのかは微妙なところであり、相場の先行きを予想するのは難しい状況です。
このような状況ですので、今はとにかく無理をせず、方向感が見えてくるまでは静かに行動すべきだと思っているところです。
さて、世界の情勢不安が日に日に大きくなって行きますね。
特に気になるのは欧州、中東、中国ですが、お隣の韓国も負けていませんね。
所謂、徴用工問題ですが、既に両国の間でこの問題は解決済みの話です。
今更何を言っているのだ?の世界であり、日本の立場としては国際司法裁判所に訴えるとか以前の問題で「解決済みの問題をまた問題にするなら国交はこれまでです。正常なお付き合いをしたいならば、この問題は韓国国内で片づけてください」とすれば良いだけの話です。
本当に馬鹿げた話であり、どうにもならない低レベルの話なのですが、要するに韓国がそれだけ大変な状況に陥っており、国民の怒りを日本に向けさせ、ガス抜きする必要があるのでしょう。
若年層の失業率が酷く、不満は溜まりに溜まっている状況であるようです。
特に文政権は最低賃金の引き上げなどをしてきたのですが、これにより人が雇えなくなった企業は逆に首切りを加速した様で、ますます経済は苦しくなったと言えます。
また、先日の韓国企業が作ったラオスダム決壊事件は海外から相当冷めた目で見られており、今後の海外での仕事は絶望的といえそうです。
このような状況ですので、韓国が北朝鮮を吸収する形での融和なのかと思っていたのですが、このままですと、全く逆の形になるかも知れませんね。
それ位、韓国国内はボロボロだという事になります。
経済規模からすれば世界に及ぼす影響はそれ程ではないと思いますが、一つの火種であることは間違いないでしょう。
しかし、本当にどこをどう見ても明るいニュースがないですね・・・。
米国経済は良好ですが、選挙結果によっては分かりませんし、いずれにしても伸び率は流石に鈍化するでしょう。
素晴らしい政策を打ち出せば、何かは変わるかも知れませんが、そこまで期待して投資をするわけにもいかないでしょう。
欧州も危ないですし、中東も危ない。
トランプ氏と周氏は電話会談を行ったようですが、それで問題が解決するとも思えないです。
結局、中国は折れないし、米も折れない。
最終的に、中国が「参った!許してください!」と言うか、潰れるまで続くのが今の状況であると思っているところです。
まあ、水面下で何か取引があれば別ですが、トランプ氏はそういう取引に応じるタイプではないと思われますからね。
とまあ、そのような訳で、まあ先行きは非常に読み難いです。

ですが、個別で期待できる銘柄はあります。
相場はこのまま回復に向かえずとも、このまま一気に下に行く事もないでしょう。
いずれ下である可能性は高いと思っておりますが、それまでは個別で稼げるものと思っています。
銘柄を厳選してこの局面を乗り切って頂ければと思っているところです。
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