政府以外の有識者の多くが反対する中、どうしてここまで愚かなことが出来るのか・・・。
賛成しているのは御用学者ぐらいなものなのですけどね。
問題となるのは財政赤字ではなく、資金の調達先なのです。
日本に無駄があることは確かですし、本当にやるべきことに資金を集中させれば、もしかしたら今の予算でも間に合うのかも知れないな・・・とは思ったりはするのですが、とにかく資金の調達で国債を発行すれば、国内で瞬時に消化されるのです。
日銀が買っているという現実もありますが、買わずともそれなりに需要はあると見てよいのです。
本当にダメなら既に国債は暴落なり、値下がりなりしているはずですからね。
とにかく、対外債務どころか、対外債権があるのですから、余裕のある内に改革を進めるしかないのです。
今回の会見で衝撃的だったのは、とにかく首相は国民を見ていないし、日本の将来も考えていない可能性があるという事です。
外交の上手さはありますが、それ以外はどうも問題ありだと思えてなりません。
ただ、その外交も26日の訪中でおかしくなる可能性も出てきているように思います。
16日の日経新聞一面からの抜粋ですが、経済と金融において話し合われるとしているのが、
・通貨危機時に人民元と円を交換する通貨スワップの再開
・先端技術、知的財産分野で連携する新たな枠組みを創設
・第三国でのインフラ開発協力で覚書締結
・東日本大震災以降続く食品の輸入規制の緩和
・安全保障では制服組トップの統合幕僚長が11年ぶりに訪中
・海難救助の協力の在り方を定める協定に署名
全て問題ありです。

これらの約束を交わす前にやるべきことが山積みなのです。
中国は連日日本の領海を侵犯し続け、虎視眈々と尖閣諸島を狙っています。
最近侵入してきているのは、中国海軍の船であり、これを海上保安庁が追い払っている状態で、少なくともこの状況が改善しない内に中国との対話はあり得ないのです。
また、ウイグルやチベットに対する弾圧に関しては、米ではトランプ大統領と争った有力議員であるルビオ氏が中心となり、この問題に切り込んでいっておりますし、イギリスや欧州のメディアもまた、この問題に切り込み始めております。
世界は中国包囲網を形成しつつあるのに、日本が助け舟!?
馬鹿だとしか言いようがないです。
このまま中国を助けるような方向で首脳会談が行われるようならば、本当に日本はどうなってもおかしくないと思っているところです。
残念なのは、これほど危機的状況であるにもかかわらず、マスコミはこうした大事な事をまともに報道していないのです。
今、もしこのまま増税に走るのであれば、完全に先行きは暗いとしか言いようがないのですが、それでも一つ日本が豊かになれる方策はあるのです。
それは、尖閣諸島付近で、堂々と資源開発をすることです。
国際法上は間違いなくあそこは我が国の領土であるのですから、対中包囲網を生かし、資源開発に乗り出すべきなのです。
いつまでも中国の顔色をうかがう外交ではダメです。
中国を支援し、今まで良いことが何かあったでしょうか?
今までもないし、これからもないのです。
支援の話をするのは、中国共産党が崩壊してからで良いのです。
さて、株の話ですが、先々不安要素は沢山ありますが、今のところはこれを目指して売るべき相場だとは思っておりません。
崩壊するのは行くところまで行ってから。
これが株の世界の常識です。
先日の225急騰で行くところまで行ったのかですが、今のところそれは無いと思っておりますし、まだ先はあると思っています。
では、その後の急落は何であったのか?
それは、あくまでもSQに対する仕掛けであり、一時的な下落であったと考えているところです。
難しい相場ではありますが、動きに対する理解さえ出来ていれば問題はないのです。
これからも色々と起こるとは思いますが、的確に情報を分析し、戦い抜いていって頂ければと願っているところです。
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