実際問題として、自動運転は本当に社会に求められているのでしょうか?

確かに運転技術の未熟なペーパードライバーとか、高齢ドライバーにとっては待ち望む技術だとは思います。
しかし、多くの車好きにとっては、悪夢の技術であるように思えてなりません。
とりあえず、現在の自動運転のレベルは、事故は起こるし、整備された環境でしか事をなし得ない劣悪なものだと思います。
ただ、この面はこうした技術投資によっていずれ改善されて行くでしょうし、事故の際の責任も保険などによってカバーされて行くと思うのですが、実際に自動運転の車が世の中を走り出しますと、当然それは法定速度を守って走行することになるはずです。
法定速度を変更すればある程度は低減できることとは思いますが、世の自動車が全て法定速度きっちりで走る様になりますと、今よりも移動に時間がかかる可能性がありますし、何より運転を楽しみにしているドライバーから楽しみを奪う結果になります。
まあ、全てが自動運転となれば、交通事故も減るでしょうし、人の安全は守られるようになるでしょう。
自動車は、単に人や荷物を目的地に運ぶ箱でしかなくなる訳で、見た目も何も・・・という存在になる可能性が高そうです。
そう考えますと、自動運転とは夢のある技術の様に思われますが、実は我々人類から夢を奪う存在であるのかも知れません。
まあ、事故が無くなれば夢ある命を守ることになる訳ですから、これに勝るものはないと思うところではあるのですけどね・・・。
自動運転が現実のものになって行けば、色々と儲かる業種もあるでしょうが、これらの事を考えると、最終的に自動車メーカーも儲からない話の様に思えてなりません。
ところで、自動運転ついでに電気自動車の話もしておきますと、これもちょっとおかしな話です。
電気で走るからクリーンであるとしておりますが、その電機はどうやって作っているのかです。
結局はどこかでエネルギーを作って、それを自動車に電線などを通じて運んで、電池に蓄えて使うのです。
その間のエネルギー損失は大きなものであり、燃料を注入して、その場で燃やして走る車の方が、よほどエネルギー効率が良いのです。
確かに街中は排ガスが出ないのでクリーンになるでしょうが、地球規模で考えれば影響は遥かに大きいと言わざるを得ません。
どうも人は、今まで地球を汚してきたせいか、クリーンとか、環境という言葉に弱いですね。
先日は海洋プラスチックが問題だという事で、スターバックスがプラスチックストローを止めると宣言しましたし、ストローがプラスチックでなくなったとして、どれだけゴミが減るというのでしょうか?
そもそも海洋プラスチックの多くはゴミ処理をしないで川に投げ捨ててしまう発展途上国からのものがほとんどであり、ごみ処理をしている先進国の問題ではないのです。
まあ、やらないよりは良いと思う話ではありますが、代用品を間違うと更なる環境破壊も招きかねません。
ここまで来るとリサイクルの話まで行ってしまいますが、正直言ってプラスチックを分けて燃やすなんてことをするから、ごみ焼却に燃料が余計に必要になるのです。
よく燃えるプラスチックを一緒に燃やせば燃料費が節約できるのですけどね。
そして、この分けた後の再資源化でありますが、洗浄しただけでも廃液が放出されますし、再加工するための化学物質やら、エネルギーやらが無駄であり、環境負荷が大きいのです。
物は原料から作り、使い終わったら灰と二酸化炭素にして地球に戻す。
これが一番効率的であり、一番環境にやさしいのです。
二酸化炭素は植物の影響であり、灰もまた土壌改良になりますし、建築資材のコンクリートの材料になるのです。
本当に人間とは愚かな生き物だなと、こうした新技術の話を見ていると、つくづく思うところであります。
まあ、どこに進んで行くのかは分からないのですが、こうしたくだらない技術でも株式市場には変化をもたらします。
色々思うところではあるのですが、私がすべきことは、材料の真の評価ではなく、その材料がカネを集めるかどうかであり、その相場がどこまで続くかなのです。
個人的には好きではなくても、儲かると思えば原発関連でも推奨しますし、仮想通貨だって推奨します。
しかし、やっぱり心は痛みます。
心の底から喜んで買えるような銘柄で勝負したいのですけどね・・・。
さて、新エネルギー関連で期待の銘柄があります。(ヒントは銘柄コード「80●●」)
動きは遅いですが、期待している銘柄です。
まだそれほど上昇しておりませんし、こういう銘柄を買って行ったらいいと思います。
疑いを持っていた分野ですが、どうも製造工程に変化が出てきたようで、もしかすると本当にクリーンなエネルギーに分類できる話にもなるのかも知れないと、少し期待している銘柄です。
動きは遅いとはいえ、気が付いたら大分騰がっている銘柄になるのではないかと思います。
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