225は米国株高の流れを引き継いで高く始まり、24500円位後52円ほどのところまで迫りましたが、その後は売り物が出てきて小幅ながら安いところまで売られてきました。

原因として伝えられているのは、米国の南シナ海における航行の自由作戦に抗議し、中国が軍の艦艇を派遣したというニュースがきっかけだとか・・・。

まあ、あり得なくもない話ではありますが、戦争するつもりなら黙って攻撃するでしょう。

「派遣した」と、当局が発表しているという事は「そっちに家の軍艦が行くけど、攻撃しないでね!」でしかありません。

これを材料視して225が売られる・・・。

そんなはずはないと思っているところです。

また、一方では「高値警戒感から利食い売りが出て・・・」というものがありました。

ここで思うのですが、この「利食い売りが出て」の下りですが、どうして「利食い」だと断言できるのでしょうね?

空売りかも知れないし、高いところで飛びついたカネが恐怖に耐えきれずに投げたのかも知れません。

まあ、実際に見ていると、利食いも出ているだろうな・・・と、思う場面はありますけどね。

しかし、気軽に新聞記事に出来るようなコメントではないと思ているところではあります。

特に今日の下げの場合は、売り仕掛け外資の必死の抵抗である可能性もありますからね。

昨日は再度空売り比率が高く、41%台でしたし、今日もおそらくは40%を超えてくるのではないかと思っているところです。

上昇すれば利食いを出したくなる個人投資家の多くは、既に売ってしまって株を持っていないような状態ですし、ここのところ買いに来ている外資は、この程度の値上がりで売ってくるとも思えないのです。

まず、この個人の話ですが、既に怖くて持っていられない状態ですし、もしかしたら空売りで取ろうとか考えているかも知れません。

外資については、短期筋と中長期筋とがありますし、当然上手い外資もあれば、下手な外資もあります。

ですから、売っているのも買っているのも外資の相場。

そんな感じであろうかと思っているところです。




という訳で、ちょっとした報道でも色々気になる事があったりするものです。

漠然と相場のコメントを読むのではなく、もっと深く考えながらコメントを読んで行くと良いでしょう。

さて、やはり相場で大事なのは材料株をいかに選別するかであるのですが、225に関しては目先過熱感が強まっておりますし、そろそろ押し目が入る頃でしょうから、ここを買うべきとは思っておりません。

今朝のメンバー向けのレポートでもそのように書いております。

また、買うべき銘柄についても書いてあるのですが、それは完全に出遅れている新興市場銘柄という事でお伝えしているところです。

どの銘柄かまでは公開できませんが、ここでしっかり銘柄を選別して買って行けば、良い結果が得られるであろうと思っているところです。

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