米国株が安く終わっておりましたし、やや円高気味でしたので、225は安く始まるだろうとは思っておりましたし、実際安く始まりましたが、安かったのは寄付きだけでした。

23000円を超えるために使った時間は膨大で、本来3回目のトライで抜けていいところであったのですが、4回目も抜けずで、5回目にしてやっとでしたからね。

なかなか抜けなかった23000円ですが、ここを抜いてきた意義は大きいと思っているところです。

それは、投資家の多くが、このラインを抜けないという前提で取引をしていた節があり、このラインで売るというパターン的な行動が多くみられておりました。

23000円まで来たら売って、下がったらまた買う。

このパターンが恒久的なものであるならば、それはまあ簡単に儲けられるでしょうし、行動も買いを考えるよりは、売りから入った方が楽に取れるでしょう。

特に今は世界中で色々問題が起こっておりますからね・・・。

何かあれば株価は急落する訳ですから、本当に理にかなった作戦だと言えますが、それはあくまでも23000円を抜けないと出来るのであれば、という前提条件が満たされていればの話です。

しかし、残念なことではありますが、相場においてパターンなどはないのです。

確かに確率の高いパターンはあります。

10回中7回とか、8回はそうなる。

その程度の事ならありますし、そういうパターンは検証しておいて損はないと思っています。

ですから、パターン的にそうなることが「多い」という部分をどう捉えて、どう行動できるか?
ここが重要なのです。




そして、パターンにはまらなかった時にどうすべきなのか?

今回の上昇は、3回目には上に抜けるであろうと見ておりましたが、それは叶わず、4回目も叶わなかったのですが、5回目は見事抜けました。

世界情勢の事を考えると、もう一度ぐらい弾かれるかも?とは思いましたが、やはり抜けてきたなという感じで見ているところでありますし、どう動こうとも臨機応変に対応して行けると思っているところですが、世間一般はどうなのでしょうね?

連続空売り比率40%越えは止まりましたが、先日までで33日連続という大記録でしたし、今年の取引の半分以上は空売り比率が40%以上です。

また、貸株売りも相当多く出されており、相場の雰囲気は正に異常とも思えるような状態です。

しかし、その異常さが溜め込んだ上昇エネルギーは相当大きなものである可能性があり、この23000円を抜いてきたことにより、方針転換を迫られる投資家は多いであろうと思うのです。

抜けないと思っていた23000円は空売りポイントであり、そこを抜けたら一気に損失ですからね・・・。

逆で考えますと、割れないと思っていた底値で買いを入れては吹き値で利食いをしていたのに、ある日突然底値が割れるのです。

投資家にとってこれ以上恐ろしいことはありませんが、それが売りで起こっている訳です。

買いなら倒産しても手持ちを失うだけですが、売りは何処まで損失が膨らみますからね・・・。

追証で売られたらそれまでだろう!と言われそうですが、それを回避するためにどんどんカネを入れてしまうのが人間の心理であり、売りで人生を破滅させる投資家は多いのです。

これから本格的に空売りの買戻し相場になると思いますし、騰がっていない銘柄は色々ありますので、楽しみはまだまだこれからであると思いますが、とにかく意地になって売ったり、損失を覚悟できずに売りの決済が出来ないでいると、本当に危ないと思っているところです。

ちなみにですが、先日ご紹介した2929ファーマフーズはS高でしたし、本日も大幅な値上がりとなっておりますね。

こうして色々元気になってきておりますし、またいい銘柄が出てくるであろうと思っているところです。

今すごく楽しみにしているのは、本当に馬鹿じゃないか!?と思うほどに売られた某銘柄(ヒントは銘柄コード「7000番台」)です。

某大手証券の目標株価は3200円に下方修正されましたが、現在800円ぐらいです。

こういう銘柄はコツコツ拾っておきたいなと思っているところです。

気が付いたら2000円ぐらいは行っていると思います。

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