個人投資家の多くは打ちのめされて、材料株を探すことも止めてしまったようで、多くの個人の資金は225系の金融商品に向かっている様です。
故に225は問題ない普通の動きになっているのか?とも思うのですが、その分材料株の多くが所属する新興市場は嵐が吹き荒れる結果になっているという事なのでしょう。
しかし、そんな新興市場ではありますが、変化の兆しが見えなくもないのです。
未だ確実にという訳ではありませんが、弱い弱いと思っていると、足元を掬われかねないと思っているところです。
まあ、買うだけならば掬われるも何もないのですが、中には売れる銘柄もありますからね・・・。
気を付けて見て行ったら良いでしょう。
さて、今朝はちょっと驚いたニュースがありました。

プーチン大統領が、国際会議の場で年内に日露平和条約を締結しようと持ちかけてきたのです。
ただし、よくよく聞けば「前提条件なしで」という事であり、北方領土はそのままでという事なのでしょう。
良くて二島返還ですが、現時点でほぼ話し合いが進展していない状態であり「馬鹿も休み休み言え」ですね。
プーチン氏は冗談が好きだそうですが、流石に行き過ぎた冗談かと思った次第です。
しかし、何故に今こうした提案をして来たのか?
一つ思うのは、盤石であったかに見えたプーチン人気でありましたが、ロシア人の寿命が延びたために年金が支給困難となり、支払い年齢を引き延ばす措置が取られたそうなのです。
しかし、これが不評であったようで、支持率が急落しているそうなのです。
データ上は致し方のない受給年齢引き上げでありますし、誰もやりたくない事をやれるのは凄いのでしょうが、支持率が急落すれば政権も危ない訳です。
苦しいプーチン氏は功を焦って、こんな発言をしたのかも知れないし、大分年齢も行きましたからね・・・。
ただ、以前に安倍氏は、日露間に平和条約がない事に対する言及もしていた様に思いますし、実は裏で話がある程度通っていて、こういう投げかけをするのは出来ていたという可能性もゼロではないかと。
まあ、何にしても北方領土は奪われた状態であり、これが返還されずに平和条約は無理である。
これが我が国の断固とした立場であるべきでしょう。
ただ、既に70年以上も実行支配されており、住んでいるのはロシア人のみですからね・・・。
返還されたとしても、今日からここは日本に戻ったので、引き続き住み続けたいならば、あなたたちは日本人ですとして良いのかどうか?
そう考えると、問題は年々深刻化して行くのです。
元島民もいずれ寿命で居なくなる訳ですし、本当に厄介な問題だと思うところですが、それもこれも問題の根源は外務省であり、政治家であると言わざるを得ません。
何故に今まで取り戻せなかったのか!
突っ込みどころはいくらでもあるし、取り返すべきタイミングは今までに何度かあったのです。
最大のチャンスはソ連崩壊の時でしたが、何もできずですからね・・・。
優秀な人材も居るのだと思いますが、ところどころにこうした無能な働きがあるのは如何ともし難い日本の病巣だなと、つくづく思わされたニュースでした。
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