先物は高かったので、やや意外なスタートではありましたが、今回のSQに向けての大幅な上昇は考え難いですし、何ら不思議もない動きであると思って見ているところでした。
まあ、225がこうして小幅安ならば、材料株の出番となる事が多いのですが、材料株が一緒になって売られている事に関しては不満があります。
足元では空売り機関も大分苦しくなってきている様ですし、仕掛けるにはいいタイミングであるのですけどね・・・。
ただ、材料株の主役である個人がすっかり委縮しており、買って行こうという気配が見えてきません。
まあ、こんな値動きでは誰もがやる気をなくすでしょうが、こんな時こそが買って行くべき場面であろうと思っているところです。
本来、中身の割に売られている様な過剰反応をしているところをコツコツ拾うと良いと思っているのですが、ここまで酷いのであれば、順張りで上昇してきた銘柄に飛び乗るのも悪くはないと思っているところです。

例えばですが、2929ファーマフーズは、上方修正に反応して買われて始まりましたが、相場環境の悪さからか、その反応は未だ小さなものにとどまっている様に思えます。
買い集めている筋もありますし、雰囲気を見ながら仕掛けてくるのではないかと思いますので、反応が薄い内に買っておくのは悪くないと思っているところです。
他にも色々ありますが、今日に限ってはこれが面白いかなと思いながら見ているところでした。
さて、外部環境には大きな変化がありませんが、とにかく大きな流れとして見誤ってはいけないと思っているのは、米の中国潰しです。
米に叩かれ、欧州からも睨まれ、アジアからも嫌われ、行き場がなくなってトルコとイランと仲良くして、日本にも仲良くしようと秋波を送ってきておりますが、これに応えたら日本は終わりです。
今尚、尖閣諸島への領海侵犯を続け、反日教育を続ける国と何を共にするのでしょうか?
怖いのは来月の安倍首相の訪中で、周氏との首脳会談があります。
ここで「一帯一路に協力します」とか、「通貨スワップはお任せください」とか、愚かな約束をしたら今までの事が全て無駄になります。
安倍さんは大丈夫だと思うのですが、日本には中国に懐柔された親中派の財界人、政界人、官僚が多すぎるのです。
実は、日米貿易交渉よりも、こっちの方が心配な位です。
首脳会談でまともな交渉が出来れば良いのですけどね。
・尖閣諸島に近づかない
・反日教育を止める
・南シナ海の軍事開発は即刻中止し、施設を放棄
最低でもこの三つは約束されないと、中国とは何の約束も出来ないという事をはっきりしてきてもらいたいのですが、さてさてどうなりますか・・・。
ここを間違うと、米の攻撃の矛先は間違いなく日本にも向きます。
安倍首相はそんな馬鹿なことはしないと思いますが、後一か月ちょっと怖い思いをしながら相場を見て行くしかないかも知れませんね。
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