今週の金曜日はMSQで、先物とOP両方の清算日となっており「円安だ!株を買え!」という状況とはちょっと違うでしょうし、おそらくはこの22500円辺りが居心地よく、この前後100円ぐらいのところでMSQを迎えるような気はしております。
今回のMSQに関しては、特別売り仕掛けはないでしょうが、根拠などについてはメンバー向けに詳しく解説しております。
さて、今日は時間軸についてお話ししたいと思います。
以前にも何度か取り上げた話題ですが、株式投資においては非常に重要な要素ですので、これを解説して行きたいと思います。
株式投資で利益を得るために、最低限必要なのは「今の値段より上がるのか?それとも下がるのか?」所謂方向ですが、これが予想出来なければ何も始まらないのです。
しかも、方向の予想が出来たとしても、それがいつの話なのかが重要なのです。
これが時間軸です。

例えば、現時点で株価が1000円で、検討に検討を重ねて、1年後には1500円だと確信したとします。
しかし、足元では人気がなく、情勢不安も手伝って下落して行き、800円、600円、300円と下がってしまったとします。
300円になったとしても、いずれ1500円なると思えば、そこは買いで良いと思いますし、買うべきであるのですが、取り組み方を間違っていると、600円の時点で退場させられてしまいます。
その後300円から1500円になったとしても、もう何もないし、最悪の場合は借金だけが残っているという事になりかねないのです。
第一の間違いが時間軸を読めなかった事であるのですが、投資手法も間違っているのです。
時間軸を完全に読み切る事は出来ないので、対処できるのは投資手法のみであるのです。
ですから、如何に先行きが読めたとしても、時間軸によって運命は大きく変わるのですから、その運命を良いものにして、自分のものとするためには、やはり投資手法が大切という事になるのです。
メンバーにお伝えしているのは「どんなに良いと思っても予定数量を一度に買ってはいけない」です。
仮に、少し買った状態でそこから上に行ってしまったら、それはもう綺麗さっぱり諦めて利食いだけを考えるべきで、空いている資金は新たな銘柄に投入して行くべきです。
自信のある銘柄は、私も強くお勧めしてしまいますので、どうしても高いところも買ってしまう方が多いようですが、この後に押し目が入った時に苦しくなってしまうのです。
先々その値段は上回ってくるとしても、やはり高いところで沢山買ってしまっていると、目先は苦しくなってしまうのです。
目先というものは、本当に何が起こるか分かりませんからね・・・。
さて、昨日も空売り比率は高く、31日連続で空売り比率は40%超えでした。
おそらくは外資がそうした取引をしているからだと思いますが、騰がっても下がっても売りから入る姿勢には感動すら覚えます。
全体を時間軸の話に載せて行きますと、おそらくこれは正解なのです。
今はその時ではないと思っておりますが、先々日本経済は酷いことになりそうです。
一番のポイントは米が中国に対して行っている戦争です。
経済戦争という言い方をするメディアが多いですが、これは間違いなく戦争です。
中国が経済的に豊かになれば、きっとみんな幸せになって行くとして来た前政権の結果として、軍事力の増強、南シナ海の強制軍事開発、ウイグルなどへの弾圧・・・。
米国人にとって許すことが出来ないような事が次々に起こっているのです。
親中派のオバマ氏の思惑であったのかどうかは分かりませんが「このままではいかん!」としたのがトランプ氏です。
ですから、中国に向けた攻撃は次から次です。
昨日はappleに対しても「中国で生産せずに、米国内で生産すべきだ!」と発言しておりましたし、とにかくやる気であることは確かです。
ところで、何故今なのか?ですが、今の内なら中国軍も怖くはないからです。
これ以上軍事開発を続けられたら、それこそ手の付けられない、ならず者国家になる。
そういう危機感があるはずなのです。
ですから、この戦争を始めたのであり、その内軍事衝突になるか、諦めて中国が自滅して行くかだけです。
その時に日本がどんな影響を受けるのか?
インバウンドも大打撃ですが、中国に進出している企業も大打撃ですね。
ですから、先々を考えるならば、売りで正解です。
更に消費税増税も行われるならば、高確率で売りで取れるでしょう。
売っておけば皆大勝利間違いないと思っています。
ですから、基本的には売れば正解であり、今の外資の姿勢は正解と言えば正解であると思うのです。
しかし、ここで重要なのが時間軸です。
先々日本経済は大打撃を受けるでしょうけれども、今からそれを狙ってもね・・・と。
もしかしたら、中国共産党が降伏してくるかもしれませんし、大打撃狙いの売りは早すぎると思うのです。
過去に、絶対に下がると予測し、来る日も来る日も225を売り上がり、1年以上頑張ったのですが、遂には上昇の波に飲まれて全財産を無くした男が居ました。
残念なことではあるのですが、その数か月後に相場は急落し、持ちこたえていたら巨万の富を得たという事を目の当たりにしました。
相場は、先々が読めても、目先は読めないのです。
ですから、先々を見て、今の動きを見て、最適解の行動をする必要があるのです。
時には読み切れずに待たされることはあったとしても、そこは投資手法でカバーをして行けば良いのですが、出来る限りは動きに合わせた方が良い訳ですからね。
まあ、とにかく今の状態は、先々怖い事が起こる可能性は高いので、常にそうした事態に至るようなニュースを見逃さない事ですが、注意すべき点はマスコミの偏向報道に騙されない事です。
常に色々と監視しながら、これからも相場の変化や先行きに関してのレポートを提供していきますので、参考にして頂ければと願っているところです。
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