8月は随分と荒れたのですが、後半は米国株高に連れ高の様相ですね。
空売りや貸株売りの買戻し機運が高まっており、売り叩く動きは鳴りを潜めました。
ただ、相変わらず外資は売りから入っている様で、昨日も空売り比率は41.9%と40%越えで、これで22日連続となりました。
昨日は寄りからじりじり下げる展開でしたから、売りから入って正解であり、日計りは上手く買い戻して手仕舞いだったと思いますが、ここのところは陽線が多いですから、大抵は踏まれて手仕舞いという事になっていたでしょう。
225に関してですが、今回の上昇で4回目の23000円トライであり、また押し戻されるのか?というような動きに見えなくもありません。
しかし、米国株の推移などを見ていると、今回は抜いてくるのではないかと思うのです。
8月の下げで個人投資家は大打撃であり、既にみんな売らされているというのも良いですね。
もしかすると、23000円は超えられないとして空売りを仕掛けてくる個人が多くなるのかも知れませんが、どちらかといえば買戻し勢力の方が強いように思いますので、おそらくは上昇であろうと思っているところです。
ですが、225がここから大幅に上昇するとまでは思えませんので、やはりここは個別での勝負という事になるでしょう。
一般に株価の動向を探る時には、どうしても225に目を奪われがちですが、個人投資家が見るべきはマザーズ指数でしょうね。
見れば見るほどに酷い動きで、8月は本当に地獄の底まで叩き売りましたからね・・・。
確かにPERだとか、PBRを見たら買えない銘柄ばかりですが、マザーズはそれを見るべき市場ではないのです。
見るべきは将来性を持った事業を行っているかどうか?
ただこれだけと言っても過言ではありません。
それが故に、決算を理由に大資本に売り仕掛けされると弱いのですが、いつどこでそうした動きが出るかまでは分からないのです。
しかし、これに負けない方法はあります。
それは意外と簡単で、やられたところで弱気にならなければ良いのです。
もちろん期待できる内容があるならばですが、売られたところで強気になれば、大幅に勝てる可能性はより高くなるのです。
売られたところで正しい判断が出来るかどうか?
これが新興市場の銘柄で成功できるかどうかの分かれ目と言えます。

ただ、高くなっているところで煽られて、既に危ない水準で買ってしまった場合は危険です。
特に相場が出てしまった銘柄に関しましては、回復に数年を要したり、二度と超えられなかったりという事も起こりえます。
ですから、何でも耐えていれば良いという訳ではないのですが、とにかくこの基本を分かって行動できるかどうかで、大きく差が出ることは明らかです。
今日も相場が始まりますが、そんなことも考えながら取り組んでみたら良いと思っているところです。
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