先週末も東証の空売り比率は41.4%と40%越えが、これで20日連続となりましたね。

何度も解説してきておりますが、ヘッジファンド等が空売りから取引をスタートさせている様で、買いはその反対売買である手仕舞いという事になる訳です。

また、個人は参加自体が行われておらず、その結果として空売り比率が高いという事になっているのでしょう。

ただ、225は先週の火曜日から4日連騰であり、売りから入ってもやられているはずなのです。

もちろん上手く立ち回って利益を出しているところもあるのかも知れませんが、殆どの売りから入った筋は負け確定の動きです。

今日も上げて始まっておりますし、下がる要素は見られませんから、おそらくは今日も買い方の勝ちでしょう。

相変わらずの弱気の個人ですが、何となく感じている個人の性質として、安値から3日連続で上昇すると強気になり始めるというものがあります。

特に決まった法則ではありませんが、そういう傾向があるなと思っており、225は今日も上げれば5連騰ですし、マザーズは4連騰ですから、そろそろ心理にも変化が出ているのではないかと思っているところです。

ヘッジファンドも売りから入っても利食いが出来ていないはずで、そろそろ買いから入るようになるのではないかと思うところですし、そろそろ貸株売りも買い戻さないとまずいのではないかと思って見ているところです。

ただ、色々気になる事はあるにはあるのです・・・。

今回の下げは投げる必要などなく、買えるなら買っておくべきとして来たのですが、これはこのような動きがそのうち出るという自信があったからです。

ただ、ここまでは自信がありましたが、ここから先はまた別の話になります。

この上昇が本物になるかどうか?

この見極めが出来るのと出来ないのとでは、雲泥の差であるのです。

この局面に来て、おそらくは個人が強気に傾き始めているのではないかと思っているところですが、多くが強気になってきたならば、慎重に見て行くべきなのです。

皆と同じ考え、行動で勝てる程株の世界は甘くないのです。

「人の行く裏に道あり花の山」という相場格言もあるように、一番簡単な戦略としましては、株で儲けたいと願うならば、一般人の逆をやればいいというのがあります。




初心者から中級者になるためには、この辺の事が理解できるようにならないといけないと思いますが、実は多くのメンバーは既にこの辺の事は分かっているのです。

ですから、このぐらいの下げでも、問題なく耐えているし、その後に利益を掴んで行くのです。

欲を言えばどんな下げも予測し、全てに対応できればいいのですが、実際にそこまで上手くやれることは稀です。

大事なのは、上げ下げの本質を見抜き、状況に合わせて的確な行動が出来るかどうかなのです。

長い間この世界に居ますが、今でも新たな発見があり、新たな気付きがあるのです。

決まったものなど何もありませんし、基本的には何が起こるか分からないのが相場の世界です。

分からないものではありますが、精一杯情報を集め、分析をして行く事により、多少は未来が見えてきます。

難しくはあるのですが、そこが相場の面白さであると思っているところです。

さて、推奨タイミングが最悪で推奨直後から酷い投げ売りが出てガクッと売られてしまった銘柄がありました。(4565そーせい)

強気継続としていたのですが、低迷が一か月以上続き、大分嫌な思いをメンバーにさせてしまった銘柄でしたが、16日を底値に大分よいところまで戻ってきました。

今日は75日線も抜き去ってくれており、このまま押し戻されなければ推奨時の値段に戻るのも時間の問題でしょうし、当然の如く推奨価格付近で買った方にもしっかり利益を取って頂けるであろうと思っている銘柄です。

ここらまでならば、ぎりぎり買いで間に合うと思っています。

本格的な動きが戻れば、ここから倍増しても不思議ではないと思っているところです。

興味があれば注目してみてください。

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