反発している銘柄に買う気力が蘇ってきているものがありますし、そろそろ売り叩きも終わりであろうと思っているところです。
ただ、まだ気になっているのは、世界的な投資資金という事で考えた場合、日本株担当者というものがピーク時の3割程度に減っているそうで、日本株を発掘して投資しようという向きが減少しているのです。
その代わりに増えたのがアジア担当者で、アジアを一纏めにして運用しているそうで、彼らにとっては中国も韓国も日本も同じなのだそうです。
ですから、中国が悪いから、アジアは売りという事になると、日本株も巻き添えを食う結果になるのだそうです。
この状態がいつまでも続く訳ではないとしても、しばらくはこの傾向が強いと思いますし、中国のリスクが日本株へのリスクという事になってしまう可能性は高いという事になるのです。
とりあえず、中国の高官が米に呼ばれており、今月末には訪米で貿易問題を話し合うようですから、今のところは貿易戦争にも落としどころが探られるのではないかと思うのですが、とにかく中国は米を甘くみているといいますか、見誤っているので、結果がどうなるかは分かったものではありません。
売り叩きは最終局面だと思っているところですが、そういう意味では大幅に上昇出来る環境ではないという事になるかも知れません。
ただ、225はともかく、地の底まで売り叩かれた新興市場には妙味ありの銘柄が多いと思っております。

辛い局面を乗り切った投資家には、しっかりご褒美が用意されていると思いますので、これを取りこぼさないようにして行って頂ければと思っているところです。
ところで、甘くみているといえば北朝鮮ですね。
ここへ来て反発的な発言が出てきており、本当に状況を分かっているのかと、疑問に思うような行動に出てきておりますね。
結局のところ、金正恩とトランプ氏の話し合いは成功だったと思うのです。
おそらくは金正恩もやる気になっていたのだと思うのですが、軍部がそれを許さない。
そんな国内情勢なのでしょう。
約束を守らなければ経済制裁は継続するし、最終的には米の攻撃対象になるだけなので、選択肢などある訳がないのですけどね・・・。
国際社会の見守る中で交わした約束を、一方的に破棄すれば、攻撃されても世界は「当然ですね」としか思わないのです。
もしかしたら中国は味方をするかも知れませんが、さてさてどうなりますか。
いずれにしてもこの辺は日本の経済にも影響を与えてきますので、今後も見守り続けたいと思っているところです。
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