明後日の日米新通商協議や、中国経済の行方など、気になることは確かにあるのですが、そこまで不安になる必要があるのか?と思える程の売られ方でした。

米国株がしっかりしているので、225に関してはそこそこしっかりなのですが、個別の売られ方が酷かったですからね・・・。
7月の怒涛の売りとは違って、ネチネチ売ってくる感じだったのですが、これがボディブローの様に効いてきており、流石に唸り声が出てしまうような相場でした。
ただ、ここへ来て、やっと下げ止まったような感じがしてきておりますし、そろそろ流れも変わるのではないかと思っているところです。
今週末のSQは気になるところですが、そもそも225は荒れておりませんし、まあこの程度で下げも終わるのではないかと思いながらこの相場を見ているところでした。
確かに不安要素はあるのですが、直ぐにどうという事もないと思いますし、安いところで弱気になっても仕方がないでしょう。
ただ、銘柄によってはロスカットしておいた方が無難なものも出てきてしまっておりますので、その辺は見極めなくてはならないと思っているところでありました。
さて、怖い方に目を向ければ本当に怖いのですが、怖い怖いばかりでは相場は張れません。
実は本当に相場で怖いのは、こうして安いところでドキドキしながら底がどこになるかを見ている時ではなく、高いところで熱狂している時です。
破産者の多くは、高いところで掴んで梯子を外された時に出るのです。
こんな安いところでは、ほとんど売らされた後であり、買おうかと思っても手が出ないのです。
このような状態ですので、買っていると面白くはないのですが、意外と死人が出たりはしないのです。
誰もが怖くて手が出ない相場ですからね・・・。
しかし、そこで勇気と信念で買いに行くのです。
まあ、銘柄によっては様子を見た方がいいものもありますが、基本は買いであり、売りではありません。
どうしても中国の崩壊が止められないであるとか、日本も中国並みの税率をかけられたであるとか、経済に大きく影響しそうな事が起こってしまったのであれば仕方がなく売りに回れば良いと思っているのですが、そうなるまでは買いで考えれば良いと思っているところです。
このぐらいの酷いことが現実になれば、その時から売っても間に合うというものです。
ですから、今は恐怖に耐えながら買いを考えていくべき時でしょう。
ところで、中国の崩壊ですが、これが第二次チャイナショックという事になりますが、崩壊だとしてどこまで影響が出るでしょうか?
崩壊させようとしているのは、トランプ氏であり、米国です。
「そんなことになれば大変だし、トランプは何を考えているんだ!」という意見もありますが、そんなことは百も承知でしょう。
ですから、中国が潰れたところで、意外と影響は限定的・・・そんな風に見ても良いのかも知れません。
まあ、中国に進出している企業は流石に厳しいでしょうけどね・・・。
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