日銀政策決定会合は終わり、高値期日も概ね通過し、状況的には悪くないのですが、相場の方はなかなか盛り上がってきませんね。

米中貿易戦争に関しては、どう考えても米の勝利で、中国は相当追い詰められている状態であると言えるでしょう。

平時ならともかく、中国はバブルが崩壊した後であり、その影響がこれから実体経済に暗い影を落とす事になるはずなのですが、米の攻撃はこの時期を前倒しさせる効果があり、中国の先行きは相当危ない状態です。

基本的人権を軽視した国家が、世界を米と二分しようなどと持ち掛けた時点で、おそらくは米は腸が煮えくり返っていたはずなのです。

GDP世界2位まで来た中国を無視はできないですし、今までは表面上は穏便に付き合ってきたのですが、トランプ大統領はそこまで甘い人物ではありませんからね。

米の貿易関税に対して報復関税を選択した時点で中国の負けは確定であり、後はもうバブル崩壊の影響が人民の生活を直撃するのを待つだけという事でしょう。

それが中国共産党の崩壊にまでつながるのかどうかは分かりませんが、間違いなく今後中国では大きな変革が起こるであろうと思っているところです。

それを前にして、日本はいまだに増税路線ですからね・・・。




これを改めない事には、中国とともに沈みかねない。

そんな懸念を抱いているところであり、それが故に株価も冴えないのかな?とも思ったりしているところです。

ただ、それでも、もう少し先の話ですし、買われるべき銘柄は買われるであろうし、225も今よりは高いところに行く場面があるだろうと思っているところです。

カネの使い道さえ間違わなければ、日本はまだまだやれるのですけどね。

基本的に対外債務がないのですから、財政再建なんてものは最初から存在していないのです。

もちろん使い過ぎているところがありますし、使うべきところに使われていないところもあります。

使いすぎの最たるところは、間違いなく医療費です。

別にいくら使ったって、いずれは団塊世代も死に絶えるのですから、医療費もピークアウトする日は来ます。

しかし、単に老齢の人数が増えているから医療費が増えているのではなく、医療費の単価が上がり過ぎているのです。

80、90歳にもなって、ガン治療に先端医療が必要なのでしょうか?

生命をつなぐだけの延命治療が必要なのでしょうか?

別に欧米に倣う必要はありませんが、欧米の基本は自分で食べられなくなったら終わりです。

もちろん口に運んでやる位は良いと思いますが、胃に穴をあけてまで延命するようなことは決してしませんし、もう助からないところまで来ると、医者ではなく神父さんが来るそうです。

こういう割り切りは必要であると思いますし、それでこそ生命であると思うのですけどね。

生あるもの、命あるものは、必ず死ぬのです。

結局、消費税を増税して何をしようというのかとなれば、そうした無駄な医療を拡大させるためであり、医者を儲けさせ、製薬会社を儲けさせるだけの増税です。

本当に馬鹿げているとしか言いようがありません。

もっと国が発展するのに役立つところにカネを使うべきなのです。

一番は教育であり、二番は防衛ですかね。

ミサイル防衛システムのイージスアショアが高いとか文句を言っている野党議員おりましたが、カネの問題だけを取り上げるのは卑怯であり、イージスアショアが高いなら、他の手段を提案すべきですね。

日本は丸腰でいるべきだとでも言いたいのですかね?

まあ、何にしてもこういうことにカネを使うのは悪いことではありません。

特に日米間には貿易摩擦がありますので、悪くないでしょう。

とにかく、実のあるものにカネを使う。

これが出来ていないですし、財務省は更に増税でカネを吸い上げようとしている。

これには何としてでも待ったをかけなくてはならないのですが、このまま中国が危なくなれば流石の財務省も増税路線を変更する可能性もあるのかな?と、少しは期待しているところです。

そういう意味では、中国がおかしくなってくれれば、日本は良くなれる機会を得られるのかも知れませんね。

まあ、それよりも目先の株価ですが、最近の傾向として、外資は売りから入って踏まれてを繰り返しているように見えますし、今のところは売り崩せる状況にはないと思いますので、次第に強さを見せ始めるのではないかと思っているところです。

遅くともお盆開け位かな?

そんな風に思いながらこの相場を見ているところです。

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