やはり23000円は一筋縄では行きませんね。

円安を追い風に、今度こそ抜けるかと思って見ていた225の23000円ラインですが、今回はタッチすらできていない状態での反落となってきてしまいました。

まあ、このまますんなり抜けるとは思っていませんでしたけどね。

原因はトランプ氏の「利上げ不満発言」にあると思われるのですが、これが見事に影響しておりまして、ドル高の流れが一気に巻き戻されているのです。

このままドル高と株高が続くとは思っていませんでしたが、この材料は非常に厄介であり、先行きを読むのは大分難しくなったと思っているところです。

ただ、過去を例に考えた場合、普通はこうした口先介入はいずれ修正されて行くのです。

例えば、麻生氏の口先介入であったならば、その時に起こった動きの反対のことをすれば儲かる事が多いのです。




ですが、問題は今回の口先介入の主がトランプ氏であるということです。

しかも、ここへ来てトランプ氏が本格的なミスをした後であり、この発言をどこまで評価すればいいのかが分からないのです。

どのメディアが否定的であっても、実行力などは私は高く評価してきました。

メディアが伝えるよりも支持率は高いし、本当に凄い大統領であろうと・・・。

しかし、ここへ来てトランプ氏は大きなミスを犯したのです。

中国を懲らしめるために、ロシアと組みたかったからだと思いますが、プーチン氏と会談を持ち、協力していく姿勢を見せたまでは良かったのです。

ただ、先の大統領選挙に関して、米司法当局が、ロシアがクリントン氏のメール問題などで介入した事実はあると結論付けていたのですが、会談後の記者会見でロシアは先の選挙に介入していないと言ってしまったのです。

これには米国民も、メディア各社も驚きを隠せずで、公正な報道をし続けてきたFOXニュースも「いかがなものか?」という姿勢になっているのです。

トランプ大統領は、自国の捜査機関よりも、プーチン氏の言う事を聞く奴だ!

確実にこの様な空気が大きくなってきており、これを変えて行くことができるのか?

秋にはプーチン氏を米に呼び寄せるようですが、さてさてどうなりますか・・・。

今まで口を滑らしたり、突飛な事を言ったとしても、それには理由がありましたし、問題はなかったと思っていたのですが、今回の問題は火消しを間違うと一大事に発展しかねない大問題でしょう。

ですから、口先介入の話に戻りますが、どの程度評価したらいいのか?です。

まあ、落ち着けば結局買われるのではないかと思うのですけどね。

とにかく、日本の周りには問題が山積であり、本当にどこから片付けたらいいか分からないのですが、まずは公費を使いながら公正な報道をしないNHKと、憶測で不安を煽る朝日新聞は何とかしないといけないでしょう。

憶測は週刊誌で面白おかしくやっていれば、それでいい。

特にNHKは公費で運営しているのですからね。

さて、株価の方ですが、先週は大分材料株に資金が流入してきたように見えましたが、月曜から冷や水を浴びせられておりますね。

ただ、全部が全部そうではないのです。

連騰している銘柄もありますし、ほとんど押していない銘柄もあります。

もうじき高値期日も通過していきますし、弱い弱いと思っていても、面白くなるところはあると思っているところです。

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