メンバーには今朝レポートしてありますが、思ったよりも強い相場になるだろうと思いながら見ているところです。
23000円ラインを抜いてくるタイミングにつきましては、まだ分からないのですが、今回の上昇ではこれを抜き去ってくれるであろうと期待しているところです。
ただ、ちょっと気になっているのは中国です。

習近平の写真に墨汁をかけて拘束された人の話が出ており、中国に新たな火種が?と思いながら調べていたのですが、色々と変調が見られました。
ここへ来て、急に習近平に対する批判が強まっているのですが、根本的な問題は農民やウイグルやチベットなどに対する弾圧であったりするのですが、やはりここへ来ての外交の失敗が取り沙汰されているように思うのです。
外交の失敗は、習氏にとって、予想外のトランプ氏の当選から始まっているのだと思うのですが、予想外の当選で焦って米に飛んでトランプ氏から知的財産権をどうにかしろとか、北朝鮮をどうにかしろとかと、注文をつけられたのですが、全てにNOとしてしまったため、怒ったトランプ氏は中国に対する貿易関税を実施した訳です。
そして、中国はこれに対して報復関税を課したのですが、その中には人民の胃袋を満たすために必要な大豆が含まれておりました。
本当は、関税をかけたくない品目でありましたが、米から輸入している大部分は食料であり、これにかけるしかなかったのです。
面子を捨てるか、米との約束を守ればよかったのですが、約束は守れないし、面子も捨てられないということで、大豆に関税をかけてしまったのです。
しかし、大豆が大幅に値上がりすれば、人民の反発は必至であり、にっちもさっちも行かない習氏は、関税分の補助金を出して市場価格を安定させている様なのです。
庶民の怒りは買わずに済んだとしても、共産党内部でも異論は出ている様ですし、あちこちに不満が渦巻いている可能性は高そうなのです。
習氏が失脚するところまで行くとは思いませんが、相当弱体化させられる可能性もありますし、バランスが崩れれば日本のバブル崩壊後と一緒で、借金を借金で返している様な状態の国ですから、場合によっては暴動も増え、共産党が崩壊する可能性もゼロではないといえそうです。
まあ、まだ時間はあるでしょうが、気にしておかないと大打撃を受けてしまう可能性はあろうかと思っているところです。
米も中国を虐めつつも、直ぐに崩壊はさせたくないでしょうし、そういう意味からも直ぐにとは思わないのですが、忘れずに中国ウオッチは続けた方がよいでしょう。
さて、このような状況でありますので、安心して株を売買できるような状況ではないと思ってはいるのですが、そろそろ高値期日を通過するような銘柄も出てきますし、相場的には面白くなる場面だと思っております。
夏枯れ相場というものもありますが、今年はサマーラリー期待が強いと考えており、警戒しつつも強気で相場を見ているところです。
良い銘柄も出てきておりますし、待っている銘柄もこれから面白くなっていくことでしょう。
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