5月と6月と二度に渡り挑戦した23000円越えですが、いずれも超えられずに下落してしまいました。
特に7月の下値は22000円と見られておりましたが、ここを割り込んで21500円をも割り込む酷い相場となりました。
押した一番の原因は米による中国に対する制裁関税ですが、日本株に関しましては2月頭にかけての高値構築に絡んだ期日の到来も意識された時であり、この影響が強く出ての21500円割れだったと思います。
これらの問題についてですが、米中関係に関しましては、明らかに米は中国に対して対決姿勢であり、ここに妥協はないでしょう。
例えば、制裁関税に限らず、ZNTに対する圧力もその一つだと思うのです。
今回は制裁は解除しましたが、既に打撃を食らっている状態でありますし、ブランドイメージは大きく毀損したと思います。
ZNTは中国最大の国営企業であり、ここが傾けば流石の中国も大打撃は間違いないのです。
中国包囲網は確実に狭められており、いずれ中国は崩壊まで行ってしまう可能性すらもあるでしょう。
例えば、米ロ首脳会談が行われたのですが、トランプ氏の親ロ路線は確実です。
米議会でも反発はあるようですが、ロシアを取り込めば北朝鮮は核放棄に進むほかはなくなりますし、中国もけん制できます。
ロシアも米による経済制裁を解除してほしい思惑がありますから、これはもうお互いに矛を収めて仲良くやった方がよいと判断したに違いないのです。
非公式で2時間も話し合っておりますし、相当なところまで裏で話は進んだかと思われます。
棚上げにしたのは、もちろんクリミアの併合でありますが、実際にロシア系住民が半数以上であり、国民投票をすればロシア併合を望む国である可能性が高いですし、今までは反発路線であった米でありますが、ここはまあ妥協するのではないかと思います。
まあ、何かいざこざが起これば、これを棚から降ろしてきてゴチャゴチャやるかも知れませんが、米ロ共通の敵は、今や中国であるという認識で一致したのではないかと推測しているところです。
ここで、一つ間違ってはいけないのは、米がケンカしていたのはロシアではなく、ソ連であるのです。
所謂共産主義のソ連です。
ここを見誤ってはいけないのではないかと思っているところですが、とにかく中国は対米政策を誤ったのです。
オバマは南シナ海を見逃してくれたが、トランプはそうはいかない。
まあ、最終的に火種にするために、わざと見逃しておいたのかも知れませんけどね・・・。
何にしても、中国は米を侮って、外交を完全に間違ったのではないかと思っているところです。
多数の日本企業が中国に進出しましたが、先日はスパイ容疑で日本人が実刑判決も受けましたし、本当にまともな国ではありません。
国民一人一人は話してみると結構良い人だったりしますが、やはり共産党は悪でしかありませんね。
それに肩入れしている日本人が多数いるのが残念でなりませんが、今後も気を付けて、中国を見て行かないと、本当に日本も失敗しかねないなと思っているところです。
今はもう中国に行きたい日本企業はあまりないと思いますが、進出していてもさっさと帰ってきてた方がいいのではないかと、そんな風に心配しているところです。
さて、今日は材料株も悪くない感じになってきておりますね。
叩き売られていたような銘柄も、あちこち上昇してきております。
夏枯れ相場になるのか?
サマーラリーが始まるのか?

おそらくは後者であり、ここでしっかり儲けてほしいと願っているところです。
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