米国株がNasdaq中心で好調であるのに対し、日本株は本当に不甲斐ないですね。

右も左も弱気ですが、225は大分戻ってきておりますね。

買いを判断したポイントは、間違いではなかったと思いますが、問題は引き続き国際情勢です。

米朝会談の行方については、昨日述べた通りですが、もう少し別の角度からこの行方を考察してみたいと思います。

仮に北が核とミサイルの放棄を決断したとします。

そこまではあり得る話であり、北も余力がないので、そう決断する可能性はあるでしょうが、問題は放棄を決断したとして、どうやって放棄するのかです。

特に核物質の処理は、解体してそこらに、ぽいっと捨てるわけにはいかないのです。

ある試算によると、北が全てを放棄するために必要な資金は200兆円とのことですし、半端ではない額のお金が必要なのです。

そして、もちろん時間もかかる。

完全に放棄するまで、それこそ何年もの時間が必要でしょう。

また、こうした核やミサイルの開発などに関わっている専門職の人は失業することになるのですし、経済的負担は思いのほか大きいということになるでしょう。

完全に放棄するまで経済封鎖は解かないとするのは、現実的に無理な話であり、北の心情からすれば「放棄するにしたってどうしよう・・・」というのが本音ではないかと思うのです。

まあ、身から出た錆であり、知ったことではないと片付けることも出来ますが、流石にそうもいかないだろうとは思うのです。

北は米朝会談はいいが、滞在費がないと泣き言を言うほどですからね・・・。

金一族に払えない額のはずがないのですが、もしかしたら本当に厳しい状況なのかもしれませんし、現実的に放棄は難しいということになるのかも知れません。

本当に困った話ですが「核放棄は受け入れるが、そのための費用は出してくれ」とか言い出しそうですね。

ですから、合意はしても、現実的に放棄できないという理由で、保有が継続する。

そんな事態に至る可能性もあり得るのかなと、思っております。

そこで、北がこれからどうやって飯を食うのか?

一つ提案させていただきますと、世界中の核のゴミを受け入れる国になるというのは如何でしょう。



民主主義の国のほとんどは、だれも最終処分場を建設したくなく、無責任に核のゴミを生産し続けているのです。

それを、独裁国家である北が最終処分場を地下深くに建設し、これを受け入れるようにすれば、巨額の外貨獲得が可能になると思われますし、人民たちもまた、今よりは良い生活が出来るようになるのではないかと思うのです。

もちろん、きちんと試算したわけではありませんし、どれほど儲かるかは分かりませんが、日・米・欧・ロ辺りが協力して建設や管理を監視していくならば、それなりに安全な処分は可能かもしれないと思うのです。

どのみち原発があり続ける限り、核のゴミは増え続けるのですからね。

賛否はあるでしょうが、北がこれからも生き残っていくためには、このぐらいのことをしなければならないでしょうし、北ならば実現可能でしょう。

まあ、捨て場がないものを無責任に生産し続ける国々が一番問題であるし、個人的には原発反対の立場でありますので、その辺は察して頂ければと思います。

なんにしても、核放棄に向かってほしいし、拉致問題も解決してほしいなと、心から願っているところです。

核放棄と、ミサイルを放棄してくれたならば、米のミサイル防衛システム「イージス・アショア」は買わずに済むかも知れませんからね。

まあ、本当に脅威なのは中国であり、北が片付いても防衛システムは必要であろうとは思いますが・・・。

しかし、こういう防衛品を買うのに対して文句を言う議員達は中国とか、北からの回し者ですかね?

何とか日本を丸腰にして、攻め落とせるようにしておきたいという意思が働いているとしか思えません。

特に最近、目に余るのは枝野幸男で、彼は菅直人政権で官房長官だった時に、福島の原発が大事故を起こした時に「直ちに問題はない」と言い放ち、多くの国民を被ばくさせました。

過去にチェルノブイリの事故を起こしたソ連でさえバスを何千台も用意し、付近住民を全て退去させたのです。

こんな輩が今でも議員資格を持って、ヘンテコな意見を述べているのを見ると非常に残念です。

さて、株の方はどうでしょうね。

そろそろ寄付きから1時間ですが、新興市場も大分落ち着いてきましたでしょうか?

一言助言させていただくならば「株は安いうちに買って、高くなったら売る」のです。

最後にランキングのチェックを ⇒ 

無料メルマガでは限定記事を随時配信しています。

登録後すぐに送られてくる記事は「地獄の3丁目で見つけた答え」です。

よろしければ、登録してみてください。

読者数2万人以上のS氏の相場観の無料メルマガです。