5月も今日で最終日となりましたね。

誰もがないと予想していた米朝首脳会談が実現する運びになり、有意義な中身となれば朝鮮半島の緊張は緩む訳ですから、リスクオフムードは変化するであろうと読んでいるところであり、実際にそうなっていくと思います。




ただ、ここへきてイタリアの政治的混乱が大きくなっておりますし、米中の対立もまた深刻化しそうな気配を見せておりますので、そこまでやすやすとは行かなそうな雰囲気ではありますね。

北朝鮮に対する経済制裁は本当に強力であり、いくら独裁国家で人民を奴隷のように使っていたとしても、このままでは金正恩も痩せてしまいかねない状態であり、早く何とかしなければいけないという焦りはあるのでしょう。

ですから、北は対話姿勢を見せている訳ですが、そのまま上手く行ってもらっては一番困るのが中国です。

一時は金正恩を呼びつけて、反発しろとでも言ったのでしょうけれども、その時の些細な反発ではありましたが、トランプ大統領は即座に会談中止を決定し、これに焦った北は即座に詫びを入れた状態となった訳です。

この時点で米の勝利はほぼ確定であり、会談は上手く行く可能性が99%だと思っておりますが、問題は上手く行ってほしくない中国がどう出るか?

1%の失敗の確率は、この中国の動き次第でありますが、こればかりは正直読み切れません。

ただ、トランプ大統領は非常に狡猾であり、中国へ対する釘の刺し方も上手いと思っています。

間違っても首脳会談に乗り込んでこられないように、貿易関税であるとか、航行の自由作戦であるとかで、あまり馴れ馴れしくできないようにしているように思うのです。

下手に仲良くしていると、米朝会談にも混ぜてくれと言い出すかもしれませんから、このぐらいの釘は刺しておいていいと思うのです。

結局、北は米と和解せねば日本との貿易が再開できませんし、中国と仲良くするよりも利益は大きいはずなのです。

まあ、日本と仲良くするには拉致問題を完全に解決しなくてはならないですし、米もその辺は分かっていると思いますので、これを機に拉致問題も一気に解決してしまうかもしれないと、期待を寄せているところです。

安倍首相は12日の米朝会談の前である7日に日米首脳会談を設定できた様で、トランプ大統領と最終調整をしてくるものと思われますし、なんとしてでも上手く事を運んでいただきたいと思っているところです。

一般のマスコミは相変わらず「モリカケ問題」ばかりを取り上げておりますが、この重要な会談を前にしてもなおそんなことをやっているのかと・・・。

「頑張れ安倍首相!」「今度こそ拉致問題を解決してくれ」位の報道をしてもいいのではないかと思うのですけどね。

ここを逃したら、もう拉致問題の解決などあり得ないのです。

皆寿命で死んでしまいますからね・・・。

絶対にここで妥協をしてはいけないのです。

しかし、何故にここまで拉致問題が解決できずに放置されてきたのでしょうか?

おそらく、平和憲法とやらで、日本は何をされても怒らないと担保されているからではないでしょうか?

対話は大事でしょうし、経済的に追い詰めるというやり方もありなのでしょうけれども、国益の為には怒らせたら怖いぐらいの印象は持たせておいてもよいのではないでしょうか。

私も平和は好きですし、ずっと平和であってほしいなと願ってはいるのですが、力のないものが平和を語れる世界ではないのです。

かろうじて日本が平和を語れているのは、米軍が日本にいるからなのです。

二言目には「米軍出ていけ!」と安易に言う人たちが見受けられますが、その辺りの事情は理解しているのでしょうかね?

まあ、大分話が逸れましたが、とにかくこの米朝会談が山場です。

これが上手く行くようになれば、相場も目先は大分良い雰囲気になるでしょうし、今は上手く行ってほしいと願っているところです。

最後にランキングのチェックを ⇒ 

無料メルマガでは限定記事を随時配信しています。

登録後すぐに送られてくる記事は「地獄の3丁目で見つけた答え」です。

よろしければ、登録してみてください。

読者数2万人以上のS氏の相場観の無料メルマガです。