どう考えても北に選択肢はないのですし、最後の悪あがきと言いますか、国内向けの体裁づくりといったところでしょう。
ですから、基本的には気にする必要のないニュースですが、やはりこうしたニュースが出て来ると多少は動揺してしまうというのが人の心というものですね。
しかし、ふと思ったのですが、日米共に核放棄なら北朝鮮の体制保証をすると言っておりましたが、あの人民が奴隷の様な国の体制を保証するという事は、相当の譲歩であるなと・・・。
ある意味では正気かと、疑いたくもなる内容ですが、それだけ北に核を持たれるのは困るという事であり、その約束が守られる保証はないとしても、その約束を取り付けられただけでも北の交渉力は結構高いという事になるのでしょうか。
約束は守られない可能性はあるものの、基本的にバックにはロシアと中国が居るのですから、米もあまり乱暴な事は出来ないでしょう。
そう考えて行きますと、これ以上の条件はないし、北もそこそこメンツを保てるので、最終的には乗ってくるでしょうし、そういう計算なのではないかなと。
ただ、ちょっと残念なのは、こうした交渉の末に毎回カネを出させられるのは、我らが日本であり、いつも貧乏くじばかり引かせられるなと。
結果的に一番被害に遭っているのは日本でありますし、本当にいい加減にして欲しいと思うところです。
さて、相場の方ですが、個人は相変わらず弱気と言いますか、弱気でいるしかない状況ですね。
どういう事かと言いますと、1月にかけての新興市場相場で捕まってしまった投資家が多く、その期日は7月です。
現在は含み損を抱えた銘柄が、期日前に上手く処分できるかどうかだけを考えている状態でありますから。この状態で相場が盛り上がる訳がないのです。
為替は円安基調になってきておりますし、為替レートを円高に修正した企業の多くは第一四半期決算を迎える7月頃から上方修正が相次ぐと思いますので、その頃には相場もそれになりには盛り上がると思っているところですが、その頃には多くの個人は整理された後という事になりそうです。

本当に残念な事ではありますが、新興市場が盛り上がっている時に、高値をどんどん買って行った結果はいつも同じであり、今回もまたという事でしょう。
銘柄によっては整理が済んでいたり、材料があったりで盛り上がってきているものもありますし、これからも出て来ると思いますが、やはり本格的には7月以降かな・・・と。
それまでの間に上手く見込みのある銘柄を仕込んで、本格的な相場に備えたいですね。
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