1-3月実質国内総生産は前期比0.2%減、年率換算0.6%減0.6%減と9期ぶりのマイナス成長となりましたね。

昨日の朝刊に消費税増税に絡む減税の話が出ており、何故今日?と思って見ていたのですが、GDPが悪い事を知っていた政府がショックを緩和するために先回りして出してきた材料という事でしょうか。

そもそも1%にも満たない成長率で消費税を上げようという暴挙ですが、これがマイナス成長にまで行ってしまいますと、増税した場合のショックは計り知れないでしょうね・・・。

減税でごまかせる話ではありませんし、増税がある限り、日本の未来は暗いなと思う次第です。

経済を読むというのは本当に難しい事であり、ノーベル経済学賞を受賞した教授であっても間違う事がありますし、きっと正解など誰にも分からないのだとは思いますが、一方誰にでも分かる結果もあるのは事実です。

例えば、増税ですが、これはデフレ効果であり、増税でインフレになる事はありません。

ですから、インフレにしたいと願う国が増税という事はあり得ない政策ミスであるのです。

インフレになれば税収も増える訳ですから、インフレ政策を執って行けば良いのです。

所謂「損して得取れ」の政策であり、そういう不確定な事はしたくないというのが財務省であるのですが、そこを政治力で当たり前の方向へ持って行くのが政治家の本来の仕事だと思うのですが、結局政治家には能力も信念もないという事なのでしょうね・・・。

そういう意味では、駄目な政権なのですが、悪いところもあれば当然良いところもある訳で、外交力だけは大したものだと思って居りますし、今退陣させても相対的に得はないと思っているところです。

また、どう考えても今の野党に政権担当能力があるとは思えませんし、これ以上騒ぎ立てられるのは勘弁してほしいと願わずにはいられません。

震災前に民主党に交代した時は本当に悲惨以外の言葉が見当たりませんでしたからね・・・。

さて、株の方ですが、今日はいつも以上にパッとしない銘柄が多いですね。

ここのところ市場参加者が少ない状態が続いておりますし、様子見になりがちな水曜日ですからね。

何か相場を牽引してくれるような銘柄が出てくれると嬉しいのですが、現時点ではなかなかそこまでの銘柄は出てきておりません。

そろそろ、そうした銘柄も出て来るのではないかと思っておりますし、特に悲観している訳ではないのですが、待っている間というのは実にもどかしいものです。

以前にもお話ししておりますが、株で本当に楽しいと思える日は、年に三日ぐらいしかありません。

後は、耐えながら大幅な利益を得られる時を待つものです。



まあ、私はこの耐える時もある意味では楽しいと思っておりますので、言う程は苦しくはないのですけどね。

こういう苦しいところも愛せるようになれれば一人前の投資家だと思っているところです。

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