ただ、買っても買っても騰がらずに下がる相場であり、多くの個人投資家は含み損が大きくなったり、売らされたりと、なかなか大変な3月になっている様に思います。
事実、メンバーには申し訳ないのですが、私も調子の悪い銘柄はロスカットして頂いておりますし、順風満帆の相場ではありませんでした。
そんな3月も残り7営業日ですし、3月の配当を確定させるまでは後4営業日しかありません。
配当がしっかりしている銘柄は逆行高していたりしますが、買われているという程ではありませんし、個人投資家の得意である押し目買いは、こういう場面でこそ発揮すべきであり、今更ここで弱気になっても仕方がないだろうと思っているところです。
ポイントとなるのは「貸株の買戻し」で、貸株は3月末の株主を確定させるために返済の約束となっている事が多いのですが、恐らく多くの貸株は買戻しが進んでおりません。

空売り比率も再度高まっておりますし、まだ売る気満々の様にも見えますが、相場の様相はガラッと変わる可能性があると見ているところです。
中長期では大幅に下がる可能性もある相場ですが、目先としては大分いいところであり、これ以上売るには新たな悪材料が必要だと思うのです。
FOMCも通過し、パウエル議長も小幅利上げを踏襲する事が確認できましたし、目先は特に問題はないと思います。
まあ、トランプ大統領は時々とんでもない政策を打ち出しますので、また色々と騒ぎは起こるかと思うのですが、それでも米国経済を守るためであり、米経済が大きく傾くような事はしないと思って良いのです。
いくらトランプ大統領がナンセンスだとされても、独断で何でもできる訳ではなく、突飛だとしてもそれをやるという事は、多くの議員が賛成しているからに他ならないのです。
全てが悪いとは言いませんが、やはりメディアにはトランプ嫌いのバイアスがかかっている様にしか思えませんし、いちいち気にしていても仕方がないと思っているところです。
これは日本にも言えますが、とにかくメディアは大衆受けする意見を出す傾向が強いのです。
森友問題にしても、ここまで騒ぐべきことではないのです。
確かに問題はありますが、それよりも大事な事が他にあるのですし、こんなことに意識を集中させる必要はないのです。
私も個人的には安倍氏も麻生氏も好きではないのですが、今の日本を他の誰に任せるのか?
マシな人物が居れば、安倍おろしの方向でも良いと思うのですが、おろした先に不幸しか見えない状態ですからね・・・。
ここは冷静に判断すべきだと思っているところです。
まあ、政治も官僚制度も見直さなくてはならないところですが、今はそれをやるべき時ではないと思います。
さて、株の方ですが、何度も取り上げている3808オウケイウェイブでありますが、今朝は少し気配は安いですね。(8:30現在)
なかなか高値も抜けませんし、ちょっと面白くない状態と言えますが、こういう場面は買いだと思っているところです。
もちろん3900円台まで進んだ時は、メンバー各位には「一部利食いなどして余裕を持たせてください」と指示しましたが、それは一気に上げて行ったからであり、例えこれが5000円、6000円になるとしても、あそこは冷静に一部利食いを入れる場面なのです。
そして、こうして押してきたならば、空けた枠を使って買って行くのです。
結果論で言えば、全部の持ち株でここまで出来たら素晴らしいのですが、そこまで完璧な指示をできる自信はありません。
本当にあのまま上に行ってしまったかも知れませんし、全量回転では難易度が高すぎるでしょう。
しかし、一部回転ならば、欲望を少し抑えるだけで出来てしまうのです。
欲の皮が張っている人は物事が上手く行かない事が多いのですが、特に株の世界では顕著であり、常に余裕を持たせて行って頂ければと思います。
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