最近は勉強が出来て頭が良い人ほど失敗するのが相場の世界なのではないかと思っています。
と言いますのは、ここのところの円高です。
米が利上げ基調で、長期金利は上昇を続け、一時は3%をも突破。
この状況でドルが売られるという事が、頭が良い人ほど理解できないのです。
ニュースを見れば、米国の財政がおかしくなるだとか、色々不安になるような話が出てきますし、これは不味いという判断になるのです。
ここで重要なのは、根本の金利上昇ですが、これはほぼ間違いなくドル高要因です。
こんなのは誰にでも分かることですし、全くその通りなのです。
にもかかわらずドル高にならずにドル安になった。
頭が良い人ほどこれが理解できないのです。
そして、理解したいがためにニュースを探しまくり、出てきた答えが米国の財政不安だとか、まあそんなものです。
ここで答えを申し上げますと、金利上昇はドル高は正解なのです。
しかし、その答えと違う結果が相場にあるのです。
ですから、頭が良い人ほど悩むのです。
所謂これが「ザ・相場」というやつなのですが、誰もがドル高だと思うからドルを買った訳です。

そうなりますと、資本力のあるところは何を考えるかと言いますと、この買い持ちをまとめて売らせてやれ・・・と、なる訳です。
誰もがドル高を信じて円高になっても耐えますし、ここぞとばかりにドル買いを追加して来ます。
しかし、それをニヤニヤしながら見ているのです。
一般投資家の思惑とは違う動きが相場に出て、どんどん円高になって行くのです。
そして、止めの一撃として出て来ると言いますか、出されてくるのが米の財政不安だとか、そんなニュースです。
もうこうなると投資家は混乱状態で、もはや損失確定をせざるを得ません。
本当に残念な事ですが、相場とは知識や計算で導き出されるものではなく、資本力があるところが何を考えているのかを当てるゲームであるのです。
ですから、勉強すべきは心理学であるとも言えます。
長年この世界に居ますと、心理学を勉強せずとも、投資家の心理が自然と分かる様になってきますので、本当に心理学を勉強しろとは言いませんが、チャートの本を開く暇があるなら、心理学の本を少しでも読んだ方が、幾分かでもプラスになると思っているところです。(でも最低限のチャートの勉強は知識としては必要ですよ)
突き抜けている人は、恐らく自然とここに到達しているのでしょうね。
一番必要なのは、勉強よりも、目には見えない人の心や気持ちが読めるかどうかであり、所謂地頭の良さだと思っているところです。
さて、今日は個別のお話をしましょう。
何度かご紹介している2160GNIですが、最近は停滞気味になっておりますね。
そんな中、最近は投資方針を色々と調整しております。
それと、注目しておくと良い銘柄(3808オウケイウェイヴ)を本日初めてご紹介します。
これは名証セントレックス銘柄であるため、売買できない方も居られるかも知れませんが、興味があれば調べてみてください。
メンバーはもっと安いところで買う事が出来ておりますが、こんなところで利食い推奨するつもりはありません。
もちろんブログ公表に合わせて売りに行くセコイ真似をするつもりもありません。
純粋にサービス精神でご提供する銘柄であり、この銘柄もまた、今までご紹介してきた銘柄同様に、ここで買っても利食いできる可能性の高い銘柄です。
面白くなる可能性は非常に高い銘柄ですので、買わずともしっかり見ておくと良いと思っているところです。
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